理想を語る。 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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私も十分にオジサンと呼ばれる年齢になり・・・

若い衆に感じるのは、

「若さ溢れる理想を語る人が少なくなったのでは


という寂しさです。



私の周りで若い人といえば、

声優を目指す方や、演出を目指す方、とにかく映画業界で働きたい方、

などなどの面子が多いのですが、

皆、自分の思い描く理想を叫ばないのです・・・

中には、

そういったことを自分の裡に仕舞い込んで、

フツフツと闘志を燃やして努力する方もいるでしょうが、

全員がダンマリというのは、

ちょっと気味が悪い感じもしてしまいますね



これは私の意見ですが、

芸術や芸能を目指す者には、

こういった理想を語る時間というのはとても大事だと思います

特に若い時分には、

そういった発言を受け止め、共感してくれる仲間を見つけることが重要です。

共に濃い時間を過ごすことが何よりも勉強になるし、

自分の進路を確認することにも役立ちます。

目指すものが明確になるものイイですよね



理想を語っている時、

人は最強になれます

自分の理想を踏みにじることは誰にもできませんからね。

その描いた理想を強く信じることも大切ですよね

中にはそれを認めてくれる人間も出てくるでしょう。

そのために、どんどんと具体的な理想へ進化させてくこともありですよね~。




私は、

という言葉はあまり好きではなくて、

どちらかと言えば、

この理想という言葉を同様の意味として使っているところがあります。

元々は、

「考えうるもっとも完全なもの」

といった意味ですが、

自分の目指す憧れの姿、

完璧なカタチを追い求めることが、

まだ未熟なも新人にとっても最大のエネルギーになると思うのです

理想を語るとは、

そんな揺るがないチカラを、

自分の中に宿すことだと思うのです



大いに語って欲しいですねぇ~

飲み会やなんかでも、

無礼なほど諸先輩方を否定することになっても、

己を理想を大胆に語って欲しいですね。

ギラギラした目、

キラキラした目、

というのは、

こういった気持ちから生まれるものだと思いますからね



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代表  山中(脚本・演出)

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