宮﨑駿監督のメッセージ | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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宮﨑駿監督の映画は、

私にとって、

もはや生活の一部となっています。

(多くの方にとってもそうでしょうね




毎日のように、

名作の内の一本を選んで鑑賞していますが、

その都度、身になる発見があるのですから、

驚かされてしまいます


ホント、ありがたい映画ですね。

辞めることなど出来ません




しかし、

どうして、

そんなに何度も観ることが出来るのか・・・・


よくそのことについて考えるのですが、

やはりそこには、

あられ作品が持つ
メッセージ力の強さがあるからだと思うのです




そんなメッセージの中で、

どの作品にも共通しているモノがあります。

それは、

「映画のシンボル(象徴)の破壊」

です




例えば、

「天空の城ラピュタ」では、

軍の要塞で、

ムスカがシータを壊れたロボット兵の保管された倉庫へ案内しますね。

あのロボットへの残骸は印象的です。

素晴らしいカットですね


(破壊で言うと、ラピュタ城の崩壊もあるのですが・・・)



「紅の豚」では、

ポルコの飛行艇の破壊があります。

カーチスに潰されるシーンは何度観ても辛いですねぇ~


(その後の再生はワクワクしますけれど。)



「ハウルの動く城」
では、

城そのものがめちゃくちゃに崩れてしまいますね。

新たに生まれる小さな乗り物は、中々素敵ですよね。)



「風立ちぬ」では、

ゼロ戦の残骸のカットは、

宣伝CMでも使われていました。

とても儚さを感じる画でした・・・




「魔女の宅急便」では、

キキのお母さんから譲り受けたホウキが折れてしまいます。

キキの心情がズキリと観客に突き刺さるシーンですね。



挙げればキリがありません。


この宮﨑駿さんの作品によく起こる、

「破壊」のメーッセージこそが、

とても大切なんだと思います


これが、

ジブリのアニメーション映画を、

実写映画に負けない内容に押し上げているものだと思います


大切なもの、

愛すべきもの、

必要不可欠なのも、

頼っているもの、

そんなものを容赦なく破壊し、

そこから這い上がる、生き延びる、強くなる人間を描いているんですね。



それに、

そういったものも、

現代では、

容赦なく、あっけなく、失うことがあるということです。

これも、

子どもたちに見せておくべき需要なストーリーだと思います。



宮崎監督は、

娯楽映画の中にも、

そういった世の中の当たり前の厳しさを投入しているのだと思います


それらテーマは、

緻密な時代考証、重厚なストーリー、ユニークな人物たち、極上の画力で、

実は、

世界中の大人たちにも、

しっかりと浸透しているんですね。



恐るべき映画ですね




オーディオキネマ代表
ワークショップ担当 
山中(脚本・演出)

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