甘いセリフがくだらない! | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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最近のドラマでもアニメでも、

とにかく甘いセリフが氾濫してやいませんか



現在放送中のドマラ作品を、

チラチラと観ていても、

その手の不出来が気になって、

ストーリーを楽しむどころではない気分なんです・・・

(決めゼリフの陳腐さも酷い有り様ですよね




とは言え、

そういった甘さが香るセリフが見事生きている作品もあります。

それは、

MXにて再放送中のアニメ『Monster』(浦沢直樹原作)くらいだろうと思います

この物語には、

原作の素晴らしさが十分に投影されていますからね。

30分間の構成も秀逸です




甘いセリフというのは、

少々現実離れしていて、

その分、ドラマ全体のシリアス感リアリティの構成や効果が、

必要不可な条件となります

しかし、

そこの作り込みの粗悪さが目立つドラマほど、

適当な演技力しか持たない俳優に、

甘々なセリフを言わせたりするんですよねぇ。

ホント、困っちゃいますねぇ~




演技力と経験の不足から、

そういったセリフシーンは、

一気に、

コントみたいな薄いリアリティーに変貌します

もう、喜劇として笑ってしまうしか楽しむ方法が見つからない状態です・・・




もう、

日本のドラマは壊滅状態です

(トホホ・・・

かれら主演俳優が、

50代、60代になってドラマや映画の脇を固めていくようになると思うと、

背筋が寒くなる気がします



こんな記事を書きながら、

私は、市川雷蔵主演の
『大殺陣 雄呂血』を観ています。

次は、眠狂四郎作品でも観るつもりです


このイライラは、

このくらいの完成度でなくちゃ晴れちゃくれないんです


日本のテレビ(地上波)では、

過去の名作映画が放送されませんから、

若い世代は、

良い質の映画、演技、物語を知らないだけなんですよね。

「知らなきゃ分からない・・・」

これは当たり前の事実ですよね





あああ、

渡辺謙さんや、真田広之さんや、桃井かおりさん達が帰国して、

時代劇で共演してくれれば、

世界は一変するんだけどなぁ~。

それをテレビドラマでやってしまえば、

国民は目がさめるぞ、きっと





あああ、

そんな日が、

来ちゃあ、くれねぇかなぁ~。

役所広司さんも参加して、

橋爪功さんも参加して、

藤山直美さんも参加して、

奈良岡朋子さんも参加して、

桂ざこばさんも参加して、

火野正平さんも参加して、

大村崑さんも参加して、

見事なドラマを作ってくれたらなぁ~。

ホント、凄いことになるだろうなぁ~。

世界中で放送されると思うんだけどなぁ~


これは、

儲かる話だと思うんだけどなぁ~。

大義名分のしっかりと宿っているし、

絶対に無駄にならない挑戦だと思うんだけれど




オーディオキネマ代表

ワークショップ担当 
山中(脚本・演出)

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