あけましておめでとうございます。 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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皆様、

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い致します



いやぁ~、

ブログの更新、サボりましたねぇ~。

(チャックして頂いた方、スイマセンでしたぁ~

と言うのも、

今年の正月は、

じっくりと己を見つめ直す機会に当てさせて頂いていたのです




例年のような、

年末から正月にかけて、

TVのスペシャル番組をハシゴするような時間の使い方は、

今回だけは、

キッパリと辞めてみようと決意していたんです
(お酒も出来る限り控えて・・・

つまりは、

家にいる人、訪ねてくる人と、

じっくりと話しことにしたのです

そして、

それ以外の時間は、

ただただ静かに過ごすのです・・・ことにしたのです。




私は元来、

無類のバラエティ番組好きですので、
(大阪出身ですから・・・

この愉快な時間を失うことに、当初はとても抵抗がありました。

(現代人には、ほとんど恒例行事となっていますからね

正直、大晦日などは、

真っ黒い画面のテレビが視界に入る度に、

なにやら麻薬が切れたような、

焦りやイラつきのような気分に襲われていました・・・



しかし、

この異常とも思える気分に支配されている自分に気がついた時、

フッと、とても滑稽な可笑しさがこみ上げてきたのです

「たかが、くだらない番組じゃないか」

「何をそんなに欲しているんだい」

「焦るんじゃないよう」

「もっと穏やかに時間を過ごそうじゃないか」

という言葉が湧いてきたのです



おかしな話です。

そう思い始めると、

自然と諦めのような気持ちにもなることができたのです

年末年始くらいは、

この数日の時間を、

大切に、噛みしめるように過ごそうと、

心から思えたのです。




それからは、

テレビやニュース、ネット、SNSなんかも気にもならず、

「時間」を楽しむことができました




とても不思議な体験でしたが、

テレビを封印するだけで、

思考の方はとてもクリアになりました。

精神が乱されず安定しているからだと思いますね。

(テレビに時間を支配されることの恐ろしさです




そして、時間で言うと、

外の景色、太陽の色で時刻を知るという感覚も、

とても重要だと思いましたね

太陽の変化に身を委ねていくのも良いものでした。

ただ夕日を見るだけでも、

今回は、いつもとはまるっきり違ったように見えました。

なんせ、

その前の6時間、7時間前から、

時々空を眺めていたのですから、

心の状態は、平穏そのものです。

とても静かな気持ちで太陽を見送ることができました

「あっ、夕日がきれいだ」

ではなく、

「そろそろ、日が落ちるなぁ~」

から始まる見物です。

本当に清々しい気持ちでした

70年も80年も昔の人は、

そうやって過ごしていたんだと思いますね




いつもと違うことにチャレンジしてみたお正月でしたが、

新しいことには、

新しい刺激が待っているものですね。

これは、

今年の私の抱負でもありますが、

この一年、

さらに沢山のことに挑み続け、

多くの刺激で私自身を成長させたいと思います




皆様、

2016年も、

何卒、

オーディオキネマを、

よろしくお願い致します



オーディオキネマ(脚本・演出)

山中勇人

1ヶ月間ワークショップ
2016年2月
『シナリオの読み方を知る!』
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