なんとも奇遇な! | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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つい2時間前に起こったことを、

今日は書きたいと思います



起こった出来事を、

すぐに記事にするようなブログではなかったので、

ちょっと意外かもしれませんね



さて、

驚くような出来事は、

私の住むマンションの駐車場で起こりました。

実は、

以前から気になっていたなのですが、

私の車の隣には、

いつもハイエースが駐車されていたのです。

その荷台には、

山のようにダンボールが積み込まれているんです・・・・

時々空っぽになるのですが、

数日後には、

また荷台一杯の箱の山・・・。




私は、この車の所有者の職業が、

いつも気になっていたのです・・・。

同じマンションの住人ですからね。

なんとなく興味をソソられてしまいます




そんなことが気になりながら、

数年が経っていました。

もちろん、

ハイエースの所有者には駐車場すれ違うことはありましたので、

会釈くらいは交わしていました。

がしかし、

相手のあまりにラフな服装に、

話しかけることをちょっと躊躇していたのです・・・




「この人物は・・・一体何者なのだろうか




私の興味は、ますます高まるばかりです

そして、

話は、

今から二時間前になるのです



先ほど、

仕事からもどった私は、

駐車場へ車を入れようとしたのですが、

なんと噂の人物が、

もう一台のワンボックス車からハイエースへ荷物を移しているではないですか

探偵気分の私は、

いつも通りに軽く会釈を送りながら、

その眼光は、

相手の手元へ刺すように向けていました




何やら、

古めかしい木箱などが垣間見えるではないですか

また、あのラフな服装・・・

古めかしい木箱など・・・

昼の日中こそこそと・・・




私の好奇心は、

もはや最高潮に達していて、

この興味を突き止めねば、

到底、家になど帰れない状態でした



私は、

自身の車を駐車し終え、

帰るふりをしながら、

そぉ~と、

あのハイエースの荷台を覗いてみたのです



その荷台には・・・・

無数の木箱・・・・ダンボール・・・・日に焼けた書物・・・・・古地図が描かれた紙

(あれ・・・こ、これは・・・





私「あの~すいません」

男「はい

私「もしかして、骨董屋さんですか?」

男「まあ、似たような・・・」

私「では、古本屋さんですか?」

男「そうですね。そんな者です」

私「へえ~、お店なんかは構えているんですか?」

男「いいえ、そういった商売はしていないんです」

私「ほほう・・・」




先ほどまでの探偵ばりの疑りはどこかへ消え失せ・・・

私は、

普通に、

根掘り葉掘りと相手を質問攻めにしていたのです




私「店がないとなると、ネット販売ですか?」

男「いいえ。ネットなどはしていません」

私「えっ、ではどうやって販売を?」

男「実は、本の目録を作って大学教授や学者に売っているのです」




これには驚きました

この方、

なんと、

ブックハンターみたいな仕事をしているんですね

(素晴らしい

どこからか古い学術書、専門書、資料などを入手して、

それらのタイトルを目録にして、

全国の顧客(学者たち)へそれを送り、

直接、売買をしているというのです

(なんと、カッコイイ仕事

どうやら、

古い昔から、

この手の商売は行われていたようですね。

(知りませんでした~)




早速私は、自らの身分を明かし、

(普通に、自己紹介をさせて頂き・・・)

私の書斎の要らない専門書を見ていただくことにしました。

そして、

私の探している書籍などについても相談させて頂きました

(まさに、私の依頼など、ど真ん中の仕事だそうです




こんな凄い人物が、

ず~~~~っと、

同じマンションに住んでいたなんて

まったく知りもしませんでした

(当たり前ですが・・・)

しかし、

知り合ったからには、

丁寧なお付き合いをさせて頂きたいですね

そんなプロフェッショナルは、

今の私には必要ないかも知れませんが、

学ぶことは山のようにあるはずです




とにかく、

私の推理は、

意外な結末となりました

このご縁で、

もしも長年探している書籍が見つかれば、

私の十年以上寝かしている娯楽時代劇の企画も、

動き出すことになるかもしれませんね




なんとも、

不思議な午前中でした~。

やっぱり、

気になることは追求してみるもんですね。

今日の出来事は、

私にとって、

とんでもない人生の助っ人が現れた

ということかもしれませんよね



本当に、

不思議、不思議~




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