『研ぎ師伊之助深川噺ができるまで 181』 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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~ライターのつぶやき~
「ゆらい」



このところ、

ブログの更新が続きません・・・

仕事中もバタバタしていて、

帰宅は12時頃、

一日一回の更新がどうしても叶いませんね




毎日きっちりと更新している芸能人なんかは、

どうやってあれほど頻繁に投稿出来るのでしょうか

ちょっとした移動時間なんかも、

逃しはしないんでしょうね。

ファンのため、という思いが、

彼らを駆り立てるんでしょうね。

本当に尊敬に値しますよ

(そこえゆくと、私など、ホント、怠け者です




今日は、

ちょっと早めに帰宅が叶いましたので、

前回の続きを書きたいと思います

そうです。

現在私が勉強中の古地図についての内容です

(ご覧になっていない方は、前の記事を御覧ください~





現在は、

全国的に市町村合併が行われ、

日本人が長らく守ってきた地名が、

消滅の危機に貧しています。

これを

合理化や便利化という理由だけで許してしまうのは、

間違っているのではないか、と私は思っています




なぜなら、

日本の地名には、

歴史が刻まれているからです





そして、

かつて人々は、

その地名に誇りを持っていたはずです。

(その誇りが、現代では愛着にもなっていますよね

それを今になって、

簡単に地図から消し去っていいものかどうか、

今一度、お役人の皆様には、再検討をお願いしたいですね




東京の日本橋の真上に、

高速道路を作ってしまった日本人と、

全く同じ愚行を繰り返して、

罪の意識を感じないんでしょうかね。

本当に泣きたくなってきますね・・・




そこで、

今日の記事では、

今勉強中の〈深川〉の町名についての由来を書いてみますね。

これがなかなか楽しいんです


◇石島(町)・・・海岸の湿地帯を、石を積ん埋め立てたから。

◇海辺(町)・・・かつては海岸だったから。
  
◇越中島・・・榊原越中守の下屋敷があったから。

◇大島(町)・・・中世、江戸湾の中洲だったから。

◇清澄(町)・・・名主、清住弥兵衛の名からきている。

◇佐賀(町)・・・九州の佐賀の湾の形に似ていたから。

◇猿江(町)・・・平安時代、源義家の奥州征伐の際、家臣の猿藤太(さる・とうた)がここで戦死し、入江に遺体が浮いていたから。

◇三好(町)・・・開拓地を三人の商人が買い受けて町地にしたから。

◇森下(町)・・・大名屋敷の、うっそうとした木立のわきにできた町地だったから。



などなど、

実にユニークですよね。

どれも当時の風景が偲ばれますね

こんな味のある町名をわざわざ変名するなんて、

ただただ勿体無いとしか思えないんですね。




電車の駅名や、

大きな交差点など、

有名になってしまえば今更変わることも無いんでしょうが、

込み入った下町の町名などが、

いとも簡単に変えられるのは、

やっぱり寂しいですよね




日本人として、

いつまでも昔の面影を感じていたいですからね。




古地図を眺めながら、

私は、つくづくそんなことを思ってしまいました。




さて、

みなさんのお住まいや地元はいかがでしょうか・・・・

 

 

 

 

 

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