~ライターのつぶやき~
「コントロール」
シナリオ執筆している時は、
常に、
筋書きやキャラクターに、
自分自身が振り回されないことに注意しています
ついつい、
書くことに集中し過ぎると、
私の主張が、
物語からはみ出してしまうことがあるからです
私はいつも、
書き上がったばかりの初稿を、
一番に読んでもらう人がいますが、
そんな自分よがりなシーンは、
すぐにバレてしまい、
「ここは、しつこいからカットだね
」
と一蹴されてしまいますね
書いた本人は、
そんな失敗には、すぐに気が付きません。
書き上げた興奮は、2日ほどは冷めませんからね。
そんな批判も不愉快なだけだったりします
でも、
3日も経つと、
そそくさと削除作業に入りますね
これは、自分で作品をコントロール出来ていないんですね。
きっと、
書きながら、観客のことを無視してしまっていたんですね
ドラマづくりとは、
ある意味自己主張の表現ですが、
エンターテイメントの姿を借りた表現なので、
作り手は、
観客のテンション、興味、期待を片時も忘れてはいけませんね
こんな失敗経験から、
私は、
観客に自分の作品を受け入れてもらうために、
常に自らをコントロールしてシナリオを書くことを意識しています。
(だから、私はなかなか決定稿が出ないんですね。未熟者です・・・
)
これは、
役者の方も同じですよね。
ただ、
役者は、
キャラクターの心情をコントロールするために、
自分自身をもコントロールしなければならないんですね
ここが難しいところです
役者は、
キャラクターの心を自由に変化させて、
その心情をセリフに乗せて演技表現を行いますね。
それを巧みに操りながら、観客の心に狙い通りの〈想い〉を芽生えさせます
そして、これらが、
ライターの狙い通りでなくてはならないということです
こんな複雑なこと、
役者が自分自身をコントロール出来ていなくては、
叶うはずはありませんよね。
ここが、役者の仕事の難しいところですよね
経験の浅い役者さんなどは、
セリフ一つ言うにも、
「しくじらないように・・・」
という焦りが見え隠れしています。
これでは、
コントロールどころではありませんし、
そもそも演じる役のキャラクターが、
そんなことを心に抱えていることはありませんからね。
やはり役者さんは、
自分の心をキャラクター一色にするトレーニングが必要ですね
役者が、
観客をすっかり演技で騙すことは、
非常に難しことなんですね
ライターも、
役者も、
この仕事が楽しいから苦労を重ねるのですが、
楽しみながら、
自分を忘れ去らなければいけないことも重要なんですね。
全く不思議な仕事ですよね
こんなに自分の心を犠牲にして、
何が楽しいんでしょうか。
なぜ、幸福感を感じるのでしょうか。
う~~~ん、
つくづく分からんなぁ~
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