今月は、
オーディオドラマ
『研ぎ師伊之助深川噺』第一話
の本番録音がありますので、
ワークショップは開催していないのですが、
そうなってくると、
忙しい合間に考えるのは、
新しいワークショプについてなんですね![]()
実は、
半年ほど前から、
「なんとかならないか?」
と考えている課題があるんです。
それは、
「リアリティー」
について![]()
演技とは、
実に滑稽な表現手段に頼る芸術で、
やっていることと言えば、
子供のおままごとの遊びのようなものなんですよね。
全てはウソなんですから。
映画で殺し屋が誰かを暗殺しても、
観客の全員が、実際には誰も死んでいないとわかっているんですよね![]()
でも、
「しばらくは、さも現実のことと思うフリをしよう~」
と納得してその作品を楽しむんです。
こんな暗黙の「子供だましなルール」が、
演技には絶対不可欠なんですね![]()
でも、
ここまで割り切って楽しむのがドラマというもので、
だからこそ、真剣勝負が求められる芸術でもあるんですね![]()
そこには完璧なまでのなりきりが必要なんです。
僅かな隙も許されません。
いい加減な表現は、まさに、おままごとに見えてしまうのですよね。
ですからプロの表現は難しいのでしょう。
一瞬たりとも「ウソやフリ」を感じさせない表現が求められますからね。
いかにその演技にリアリティーをもたせるかが勝負となります![]()
そんなリアリティーをもった演技だけが、
架空のキャラクターに説得力を持たせるんですね。
そして、説得力があるから、
観客の心に表現が浸透します。
だから、観客は、そのドラマを心から楽しむことが出来るんですね![]()
しかし、
大勢いる役者の中でも、
この「リアリティーを兼ね備えた表現」を体得している人は、
どれだけいるでしょうか![]()
そして、その克服に何をすべきかを、
それだけの人が考えているでしょうか![]()
この問題、
結構放置されている気がするんです。
というのも、
声優を目指している養成所に通う方々でも、
結構、この問題を抱えている方は多いのが現実なんです。
これは、
演出の立場から演技を見させてもらうと、
すぐに感じることなんですね。
怖いことに、
この問題は、
演技を見ればすぐ分かる、
そして、素人でもすぐにハッキリと分かる、
ということです。
「知らぬは本人一人なり」状態ってこと、よくあります![]()
ここ数ヶ月、
この「リアリティー」について考えましたが、
絶対に手に入れたい表現ですよね。
ここが崩れる原因は分かっているので、
そこを固めるワークショプが確立できれば、
また、好評を頂けるワークショプになるかもしれませんね。
演技というものは、
いつか出来るようになるものではありません。
頭で考えて、解決していくものです。
いきなり完成することはありませんから、
丁寧に確実にやる必要があります。
さてさて、
この新ワークショプのために、
私の実験台になるのは、
一体誰だろうか・・・![]()
6月にはスタートしたいワークショプなので、
今月末には、
だれか数人を見繕って、
もう少し研究しないといけませんね![]()
しっかり文字にできるところまで、
具体的に方法を見つけるのが私流です。
「その問題、現在抱えてます
」
という役者の方、
私にご一報くださいませ。
リアリティーがあり説得力のある演技を見つけましょう![]()
【ライターより】
【告知です】
★『研ぎ師伊之助深川噺』第二話
追加オーディション開催決定!!
4月末にて行います。詳しくはコチラ へ
★5月スタートのWS
「声優のためのワークショップ(3ヶ月間)」の詳細はこちら
詳しい内容をご覧ください。