~ライターのつぶやき~
「限界ギリギリ」
今日の東京は、
素晴らしい陽気です![]()
お天道様を拝んだのは、
何日ぶりでしょうか![]()
こんな都会でも空気が美味しいです![]()
早朝から、
久しぶりの掃除、洗濯を済ませて、
今は、制作の仕事にかかっております![]()
さて、
今回の記事内容は、
私にとって大変嬉しいことがありましたので、
そのことについて書きたいと思います。
それは、
金曜日のワークショップでのこと。
参加者の皆さんと、
『研ぎ師伊之助深川噺』第一話のシナリオの読み込みを行っていたのですが、
あるシーンにて、
一人の参加者が、
「そこまで深く、シナリオを理解して頂けましたか
」
と、私が叫びたくなるような発言をしてくれました![]()
正直、
私としても、
出来るだけ深くドラマを構成し、
出来るだけ深くキャラクターを作っているつもりですが、
その全てまでは、分かって頂けないかもしれないと、
感じながら書き上げました。
それが、
発言をしてくれた方は、
そのシーンの「すっかり全て」を理解していました![]()
これは、非常に大きな感動でした![]()
その方は、
ワークショップ当日までに、
本当に本当に、じっくりと時間をかけて、
シナリオを読み込んできたのだと思います。
他人の書いたシナリオを、
あそこまで理解するのはどれほど大変なことか![]()
基本的にシナリオは、
セリフのみで構成されています。
小説のように、
セリフの感情説明や、
人物の表情の説明などは書かれていません。
ですから、
セリフを読み込み、セリフ(言葉)には書かれていなキャラクターの心を、
読み取る感性、努力が必要なのです。
なんの説明も無しに、
キャラクターについて創造力を膨らませてくれたこの方に驚きました![]()
シナリオの読み込みに対して、
謙虚な姿勢でなければ、
こんな結果は生まれないでしょうね。
そして、
私のシナリオなどに、
そこまで向き合ってくれたことに、
お礼を言いたい気持ちで一杯でした![]()
私は、相当な幸せ者かもしれませんね![]()
そして、
さらに私が嬉しかったのは、
その方が、
読み込んで、イメージしたものを、
素直にセリフに乗せて、上手く演技が出来ないと困っているのです。
表現することが出来ないと言うのです。
「そうでしょうとも。
それを十分にやれるのは、
年季の入った役者になりますよ
」
と私も思いましたが、
その方の悔しそうな表情に、
「来週までの宿題にしましょう」
と言ってしまいました![]()
これこそ、
最上級のクリエイティブな瞬間です![]()
そして、
次回はこれ以上の、
クリエイティブな瞬間があるかもしれません![]()
やっぱり、
これがなければ、役者さんは成長しないと思います。
この1週間、この方は、
日本の名作映画を舐めるように鑑賞するでしょう。
(その様にアドバイスしました。)
きっと、どこかに、
ヒントとなる名優の名演技に出会うでしょう![]()
私は、それを切に願っています。
これが、ハングリーな役者ですね。
とにかく、
この方の努力に感服したワークショップでした![]()
感動を有難うございます。
ちなみに、
この方、
20代の女性で、
彼女が悩んでいたセリフのキャラクターは、
「おせき婆さん」でした。
若い女性に、
酸いも甘いも噛み分けるような、
裏長屋の名物婆さんを演じきるのは、
さぞ難しいでしょうね。
ふふふふ。
今日の画像は、
上野の風景です。
遠くに見えるのは不忍池だそうです。
徳川家康が入府した頃の江戸は、
この不忍池や赤坂の溜池あたりまで、
今の東京の地形からは、
想像も出来ませんね。
家康公の苦労が忍ばれます。
そして、開拓した町人達に感謝です。
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