ギャンブル依存症の話8 | dragonzoのブログ

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今まで体験してきた不思議な現象を書こうかと。



大谷翔平と水原一平の問題がワイドショーで連日報道されている。損失を出した場合、どこで見切りをつけられるかが問題だ。自分の裁量の中でケリがつけられる段階なら良いが、人の金まで手をつけたらもう終わりだよね。それが止められなくなるから依存症なんだろうが。

人間絶望的になると嘘をつく。数字をごまかす。かつて旧日本軍が負けているのに連戦連勝と新聞に書かせたり、米軍がベトナム戦において、数字をごまかしたりこれが人類の歴史でもある。最近じゃビックリモーターとか自動車会社のリコール隠しとか。

株式取引等の有価証券においても、損切りのタイミングが重要になってくる。有価証券の場合は、一旦、下げてもまた持ち直す場合もある。だが、急激な暴落が始まった場合、早く損切りしてダメージを少なくする必要が生じてくる。これってなかなか決断できる人がいないって、株屋だった父がよく言っていた。

今はパソコンやスマホで顧客が勝手に取引するから、あまり営業マンが対峙する事はないと思うが、昔は証券会社で修羅場が見られたそうだ。

どんどん株が下がっていっても、客が売ってくれと言わない限り売れない。しばし呆然と値下がりの黒板を見つめる客。ブルブル振れ出す客。失禁する客。いろんな人間模様があった。

終いには営業マンもしびれを切らして、敬語など忘れ、てめえ売るのか売らねーのかと怒鳴り始める。もうそう言われたときにはかなり暴落している。

父が酔うと、そういう修羅場で、漢の本質が見えると言っていた。

まぁ、余裕のあるポケットマネーでやらないと、とんでもない依存症に陥るのだろう。

今日はこの辺で。