小麦の話2 | dragonzoのブログ

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今まで体験してきた不思議な現象を書こうかと。

これは過去ログで書いた小麦の話の続編です。それも読まれると理解が深まります。興味があればどうぞ。

植物には移動の自由があまりない。ほとんどの場合、大地に根を張るのだから当然だろう。動物や昆虫に捕食される危険に常にさらされている。その為、動物よりも進化が速い。ただ食べられてるだけでは無いのだ。

葉っぱや実は食べられても種だけは絶対生では食べられない。種の成長点に食べられない仕組みを持っている。捕食されても消化されない酵素を出す。

例え飲み込まれてもその酵素が働いて消化しないで糞と一緒に外に出る。糞が栄養となり、種が芽吹きそこに根を張る。ある意味、これで移動の自由を得ているのだ。

動物や昆虫に食べられやすいように葉や果実はそれらに好まれやすい味や香りに進化し誘引している。同時にかじられると、他の葉や実に信号が送られ、全部食べられないように毒素を出したりする。その信号は自分の株だけではなく、他の株にも伝達され、他の種類の植物にも伝達されると、最近の研究でわかり始めているらしい。

人類が狩猟から農耕へ移行してから、植物の品種改良が飛躍的に進んだ。人間が食べやすいように改良したのだ。しかも今は遺伝子組み換えまで始まっている。

農家は消費者のニーズに応えてより糖度の高い作物を栽培している。糖度計で常に調べている。

テレビの食レポを観ても甘みだけが強調される。だから、農家も躍起になって糖度を上げる努力を怠らない。

人間は甘みを欲する。これは肉の中に含まれる甘い味を求めているのだが、砂糖や糖度の上がった農作物で代用しているのだ。しかし偽物の甘みであるが故にしばらくするとまた甘みを求めそれを繰り返す。麻薬性が高いのだ。

特に穀物はやばい。人間は生まれて3歳までに食べたものをより吸収しやすい身体になる。

戦後日本の食生活を考えると、糖尿病の患者が爆発的に増えている。精神疾患やあらゆる疾病の原因にもなっている。

糖度の高い農作物と穀物、果実と、糖尿病治療の医学産業がセット販売されているのだ。糖尿病は完治可能な疾病であるらしいが、医学産業が完治を許さない。歯医者が検査して、次どの歯が虫歯になるかがわかっていても、患者に言わないのと同じようなことだ。昔の覚せい剤の売人が生かさず、殺さず、ギリギリのところまで金をしぼりとるプロフェッショナルだったことに似ている。

玄米がいいとか、全粒粉が健康だとか言われるが、成長点まで擦りつぶして粉にして食べているわけだから、吸収よく体全身に毒素が回り炎症が起きる。腸に小さな穴が開く。そして医者が儲かる。

穀物は量産されていて、価格も安い。食文化には歴史があるからなかなか過去を否定したり清算することは難しい。ノスタルジーもある。好きなもん食べて死ぬなら本望だと思う人がほとんどだろう。私もその1人だ。

だが、大病を患うと話は違ってくる。痛かったり苦しかったりする。ぽっくり死ねればそれで良いのだが病院のベッドで出される食事を3食食べても健康的とはとても思えない。

だが1度も発症が出なく耐性がついて大往生で一生を閉じる人もいるから、話がややこしい。

健康なものを心がけて、研究したところで莫大な金額がかかる。おそらく金持ちか自給自足で生活している人しか実現できない。焦って変なサプリに手を出して死にかねない。

大金持ちがもう地球の人口は多すぎるから食のソフトパワーか水の支配で減らすか、戦争で減らすかと本気で考えて、やがては宇宙に逃げてやろうと考えていると言うことも、心の片隅に置いておこう。

この話は友人にはしたことがない。美味そうに毒を喰らう友に呑みながらこんな話してたらしらけるよね。

今日はこの辺で。