昨日からタイのバンコクに滞在している。


この街には幼少期に住んでいたことがあって、転勤族の私にはちょっとした故郷感のある場所である。


そんな縁もあり、帰国してからもちょくちょく訪れてはいたが、今回はコロナ禍もあり、6年ぶりの滞在である。


自分で決めた今回のテーマは、ちゃんとローカルのタイ料理を楽しむである。住んでいた頃は家では日本食、レストランではイタリアンなどの洋食を食べたりしていたし、旅行でタイ料理を食べるとしてもちょっと良いレストランで食べてしまうものだ。今回の旅でも勿論そのような食べ方もするのであるが、なるべくローカルの色を入れた、そんな食を楽しみたい。


スワンナプーム空港に到着し、まず楽しんだのは空港の食堂でのタイ料理。米に2種類のおかずをつけると130バーツと言うローカルなスタイルで、このおかずをあえて日本でも著名なガパオとグリーンカレーにしてみる。





ガパオは日本のものに比べ、ナンプラーなどの濃厚さが少し薄めでカラッとしており、その分心地の良い辛さがあり絶品。グリーンカレーはほろほろしたチキンではなくワイルドな骨付きチキン、野菜も何故かレタス?、そして豚の血を固めた物が入っておりワイルドだ。丸の内のランチではとても出せなそうだが、これはこれで悪くなかった。


その後ホテルにアーリーチェックインし、ダラダラと周辺を散策。ここでは軽くケンタッキーをつまむ。と言うのも激辛を謳うチキンがあり、タイ人に向けたその商品はどんなものかと気になったからである。






結論から言うと食べた瞬間の激辛ではなくじわじわ来るタイプで、中々の辛さであった。


夜はウーバーイーツのタイ版のようなものを使って、サイクロークイサーンと言う、タイ北部のソーセージをホテルまで届けてもらった。




もう少し酸が効いてくれた方が好みだが、芳醇な肉の旨みがたまらない、私の最も好きなタイ料理の一つで、現地で淡々とこれだけを食べてみたいと言う願望が叶った。

ちなみに付属していた唐辛子は私の人生トップ5には入ってくる辛さで、叶うなら日本に輸入したい程だった。

またこの頼み方を使えば、私が気になっているタイのB級グルメをピンポイントで頼むことができそうだ。


今は日本から持ってきた戸河内ウイスキーをホテルの水で割って飲んでいる。割とカラメルのようなボディがしっかりしていて想像より美味しい。旅の度にハーフボトルを持って行くが、これを嗜みながらブログを書いている時間も、なんだか旅っぽくて好きである。