高級腕時計の収集が趣味の一つである。たまにはその話でも書いてみたい。
昔からなんとなく腕時計は好きだったが、母から貰ったFESTINAと言うブランドのクロノグラフをずっと付けており、高級腕時計を買うと言う発想自体がなかった。
転機となったのは前の会社に入社した時で、オフィスではギラギラした人が働いていた。彼らは私のことをよく可愛がってくれて、その中に高級腕時計をつけている人がたくさんいた。
ロレックス、オメガ、IWC、ブライトリングなど、高級腕時計を買う場合にまず検討するであろうブランドの腕時計を一通り付けさせてもらったり話を聞いたりできる環境は非常に恵まれていたと感じるものだが、その中で私はロレックスが欲しいと思うようになった。理由はとてもシンプルで当時、部長のGMTマスター2から始まり、次長はデイトジャスト、課長はエクスプローラー2のようなイメージで、まさに成功者の時計を言った感じで、さらに他のブランドにはない、独特のギラギラ感があった。
とりあえず私もロレックスを買おうと思い、中古屋さんで最も安いモデルの一つであったエアキングと言うモデルを買った。当時20万ぐらいでピンク文字盤のモデルであった。昔すぎて、写真は探したがなかった。
しかしながらロレックスのプロフェッショナルモデルがすぐに欲しくなって、エアキングと他の時計を売ったお金に少し足して、当時はプロフェッショナルモデルで1番安かったエクスプローラー2、16570と呼ばれるモデルを40万ちょっとで購入した。
サブマリーナ、GMTマスター、デイトナ等と比べると不人気と呼ばれるエクスプローラー2はその分安かったが、顔はしっかりロレックスで、当時は海外出張があったことからGMT機能が付いているのも良い感じで、とも気に入って長年着けていた、思い出の一本でる。
次回に続きます。