昨年末の会社のパーティーで、火鍋のスープが当たった。四川飯店監修で、普通の鍋スープより、高級そうな見た目である。





せっかく頂いたので、今日は色々な具材を買って火鍋にすることにした。


合わせるお酒は台湾高粱酒。2011年にタイ旅行に行った際、経由地の台湾の空港で購入したまま、今に至るまで眠っていたお酒。調べたところ白酒の一種のようだったので、今回の火鍋に合わせ、少し前に開栓した。




火鍋は想像以上にパワーのある味。前に中国人の同僚に教えてもらったごま油とニンニク、オイスターソースを混ぜたタレに、鍋の中で辛味と旨味が混ざった具材を付けると、他の食べ物では感じられない旨さとパワー感がある。





高粱酒はパイナップルのような上質な酸味と臭みが同時にくるような酒であったが、この臭みのところが中華のパワーと当たって消え、上質な酸味が楽しめる絶妙なマリアージュであった。


また、肉は牛、豚、羊の3種類を用意したが、どれが優れているというのではなく、三者三様の旨さがあった。マリアージュに対しても然りである。


これだから料理に同じ文化圏の酒を充てるのは辞められない。素晴らしい時間であった。