先日の土曜日、仕事を終えて食事をしている時でした。
「明日は子供を連れて遊びに行くが一緒にどうか。」とお誘いを受けたので、
基本的に断らない私はご一緒させて頂く事にしました。
どこに行くのかよくわからずに…。
翌日、9時から9時半の間に迎えに来るとのことでしたので、9時5分前からロビーに降りて本を読んでいました。
9時半を過ぎた頃に迎えが到着。さて行きましょうとタクシーに乗って40分程で到着。
ダムセン公園という所です。日本で言う豊島園や長島スパーランドの規模をかなり小さくしたものです。
入口の前にはオートバイが何百台と駐車されていて、来場者の多さを感じさせます。
入場料はうろ覚えですが、45,000か65,000ドン。
中に入ると、プールですね此処は。ウォータースライダーあり、流れるプールあり、家族連れ(一族連れ)や友達同士、もちろん恋人同士もいます。
流れるプールなんかは大渋滞!
(なんで、この人達はこんなに渋滞が好きなんだろう?)
道路も渋滞、プールも渋滞。そんな中で実に楽しそうに遊んでいます。
私は圧倒されて、ただただ眺めるばかり。眺めているうちにふと、
(自分の子供の頃はこんなだったなぁ…)
と思い出しました。
高度経済成長著しかった頃の日本も、今のベトナムと同じような活気がありました。
今ほど便利では無かったけれど、気持ちは満たされていました。
今の子供の様に、将来に夢も希望も見出せないこともありませんでした。
楽しそうに過ごす人々を見ていると、そんなことが頭に浮かんできて、自分が取り残されたような気がしていました。
日本も、どうせ駄目だとか言わずに、とにかくがむしゃらに頑張ってみたら道は開けると思うのですが…。
明日の朝日本に戻ったら、気持ちも新たに頑張ろうっと。