さて、機内で見たもう一本の映画がこれ、紅の豚でした。
言わずと知れたジブリ作品です。普段アニメを滅多に見ない私ですが、どうもジブリ作品は見てしまいますね。
内容は皆さん良くご存知でしょうから触れませんが、飛行艇好きの宮崎監督の面目躍如と言った作品です。
一次大戦後の時代、まだ人が機械を操っていた頃の優雅と言うかのどかと言うか、そんな時代の話。
有名な台詞、「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ。」これを森山周一郎さんの声で言われた日にゃあ、カッコイイとしか形容詞が出てきません。
また、加藤登紀子さん演ずるジーナの「ここではあなたのお国より、もうちょっと人生が複雑なの。」大人の女性の台詞ですねぇ…惚れちゃいますよ。これを歴史の浅いアメリカ人に言うところがまた、意味が深くなってますね。
お勧めはやはり飛行艇同士の空戦シーン!最新鋭機とは違った優雅な飛び方がウットリとさせてくれます。
まだ見ていない人は、ぜひ見てください。
ちなみに、ポルコロッソと私のシルエットは瓜二つです。
1992年作品 東宝 93分