090.ハーゴンの神殿 7F---決戦! ハーゴン! on ドラゴンクエスト II
見かけによらずすばやい動作で玉座から飛び上がり、ハーゴンは俺たちの前に立ちふさがって両手を大きく広げた。
思いもよらないその突然の行動に虚をつかれた俺たちは、あっさりと先制のイオナズンを許してしまった。
爆風に追いやられ守勢にまわった俺たちにハーゴンは追撃の手を緩めることなく、さらにイオナズンを連発してきた。
あまりの勢いに攻撃を返す余裕もなく、二度の大爆発で全身傷だらけになって低下した体力の回復を行いつつ、反撃のチャンスを探る。
落ち着いて戦えば、きっと勝機は見えるはずだ。
しかしハーゴンのその高い魔力は想像通りだったが、それより想像以上だったのが戦士勝りの攻撃力で、手に持った杖を縦横無尽に振り回す連続攻撃はロトの装備で身を固めた俺ですら裁くのがやっとのほどだった。
六階を守っていたベリアルが子供だましに思えるほど、ハーゴンは強い。
世界中のモンスターの頂点に立ち、悪霊の神々を呼び出そうとするほどの男が弱いはずもなかったが、ここまで想像を超えているとは思っていなかった。
それでもなんとか体制を立て直すと、まずはハーゴンの体力を削っていくために俺の直接攻撃を主体とした戦法で攻めることにした。
俺は呪文を唱える暇を与えないようにひたすら正面からハーゴンに切り結び、パルスはスクルトで防御力の強化。
シーナは体力が減ったメンバーへの回復を専門で行い、三人の力を結集して少しずつハーゴンの体力をすり減らしていく。
地道にスクルトを唱えて俺たちを強化し続けるパルスにハーゴンが苛立ちのまなざしを向けた隙を突き、俺は力強く地面を蹴りつけて稲妻の剣を横なぎに払い、回避に遅れたハーゴンの右腕を深く切りつけた。
それなりの手ごたえがあったので今後の戦闘が優位に運ぶかと期待したのだが、さすがに神官を名乗るだけあって自分の傷をベホイミで治癒してしまった。
やはりこの戦いは一筋縄でいきそうにない。
だが蓄積されたダメージをすべて回復できたわけではないようだ。
ハーゴンの額に浮かんだ脂汗と苛立つ表情から、徐々に余裕が失われてきているのが見て取れた。
このまま押し込めば勝てる!
勢いづいた俺たちはさらに気炎を上げ、ハーゴンにベホイミを使う余裕を持たせないほどの連続攻撃を繰り出す。
パルスが連発したスクルトのおかげで直接攻撃はもはや恐れるものではなくなり、苦し紛れのイオナズンがきたときだけ十分体力を回復させればいい。
長く続いた戦闘はいつしか完全に俺たちのペースとなり、パルスと俺が連続して切り付けてハーゴンが一瞬棒立ちとなったところに、シーナが気を練りに練ったイオナズンを解き放った!
ハーゴンは正面からまともに受けたその大爆発を避けることができず、まるで紙人形のように弾かれて宙を舞う。
ゆるい放物線を描き、祭壇の奥に立てられた巨大な十字架に叩きつけられたハーゴンは受身を取ることもままならず、そのまま地面に落下した。
さしものハーゴンも回復できないほどのダメージを受けたようで、うつぶせに倒れたままなんとか上体だけを持ち上げ、憎しみに満ちた炎を瞳の奥にたぎらせる。
ま、まだ目が死んでいない。
いったいこれ以上何ができるというのだ? この状況で。
「お、おのれくちおしや・・・。このハーゴン様がお前らごときにやられるとは。しかし、私を倒してももはや世界を救えまい! わが破壊の神シドーよ! 今ここに生け贄を捧ぐ! ぐふっ!」
そういうとハーゴンはぐるりと仰向けになり、自らの血がこびりついた巨大な十字架に呪詛の念を投げかけた。
そして最後の力を振り絞って両手で複雑な印を結ぶと、自らを生け贄として破壊の神シドーを召還した!
===============今日のリュースたち=================
LV HP MP GOLD Exp
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リュース 34 133 0 3653 350173
いなずまのけん(E)、ロトのよろい(E)、ロトのたて(E)、ロトのかぶと(E)、まよけのすず(E)、ちからのたて、せかいじゅのは、ルビスのまもり、はかいのつるぎ
パルス 32 117 110 - 349856
ひかりのつるぎ(E)、ミンクのコート(E)、ちからのたて(E)、まよけのすず(E)、きんのカギ、いのりのゆびわ×2、じゃしんのぞう、はかいのつるぎ
シーナ 26 69 126 - 348893
いかずちのつえ(E)、みずのはごろも(E)、まよけのすず(E)、ふしぎなぼうし(E)、いのりのゆびわ×2、ぎんのカギ、ロトのしるし、ちからのたて、ろうやのかぎ
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紋章 太陽 星 月 水 命
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