ドラゴンクエスト日記 -137ページ目

024.雨のほこら---試練  on ドラゴンクエスト I

マイラの村から西に進むと、海と岩山に挟まれた細い一本道がつながっていた。
その先を抜けると森が広がっており、そのまま北に上がっていくと、海辺近くに小さなほこらを発見することができた。



潮風や風雨にさらされ、ずいぶんくたびれた感じのほこらだが、いったい何を祀っているのだろうか。
中に入ると小さな部屋がひとつだけあり、その中央で地下に降りる階段が口をあけている。



モンスターの気配はないようなので、そのまま階下に降りることにした。
そこには簡素な祭壇があり、壇上に一人の老魔法使いが立っていた。そしてそのじいさんの背後には、これ見よがしな宝箱がひとつ置いてあった。



人待ち顔のじいさんに近づいて声をかけると、おどろいたことに僕のことを知っているようだった。



「そなたがリューンじゃな。竜王を倒すため、旅に出たという話はわしも聞いておる。しかし、竜王はとてつもない魔物じゃ。倒されるのがわかっていてみすみす行かせるわけにはいかん。リューンよ。そなたの力を試させてほしい。この地のどこかに、魔物たちを呼び寄せる銀の竪琴があると聞く。それを持ち帰ったとき、そなたを勇者と認め雨雲の杖を授けよう」



雨雲の杖?


いったいそれは何をするものなんだろう。聞いてみたが、じいさんもただの杖を守っているだけで、それが何をするものかは知らないようだった。
いや、知ってはいるようだが、どうもそれをいわないようにしている感じだった。



ふと、ロトの洞窟で見たご先祖様からのメッセージを思い出す。


『魔の島に渡るには、三つのものが必要だった。その三つの神秘なるものを三人の賢者に託す。彼らの子孫がそれらを守ってゆくだろう』



雨雲の杖・・・。神秘なるもの・・・。守り続けている老人・・・。竜王に倒されるのがわかっていて、行かせるわけにはいかないという謎の言葉・・・。

もしかすると、その雨雲の杖というのが竜王の城にわたるために必要な三つのうちの一つなのかもしれない。



しかし、その杖を手に入れるためにはモンスターを呼び寄せることができるという銀の竪琴が必要になるという。
どちらかというと、そのはた迷惑な竪琴のほうがよっぽど神秘なるものっぽいから、三つのもののうちの一つは銀の竪琴なのかもしれない。



どちらにせよ、まずは銀の竪琴を探さなくては。


しかし、いったいどこに行ったら見つかるものやら皆目見当がつきませんな。
そのありかについてはじいさんは頑として口を割ろうとしないし、自分で探すしかないようだ。

うーむどこをどう探したらいいんだろうかなぁ。


唸りながらほこらを出て、比較的穏やかな潮風に身を投げる。
もしかするとこの潮風が、銀の竪琴のありかをささやいてくれているのかもしれない。
僕はそのまま目を瞑り、耳を澄ませた・・・。



んなわきゃないわな。



ため息を一つついて現実に戻ると、バチッと目を開けてほこらを離れていった。
サ、イコカ( ゚д゚)=3


===今日のリューン===
レベル  9
HP    32
MP    28
お金   545
経験地 1418

道具   やくそう×3、たいまつ×2、りゅうのうろこ、せんしのゆびわ
武器   てつのおの
鎧    はがねのよろい
盾    てつのたて
==================