こんにちは。
Noriです。
今日は、いつも必ずと言って良いくらいによく聞かれる、
「どういう経緯でオーストラリアに住むようになったのか?」
ということについて書いてみたいと思います。
私の住むパースは、西オーストラリア州の州都で、
「世界で最も美しい都市」の一つとも言われる小さな街です。
シドニーやメルボルンのある東海岸側と対称の西海岸に位置します。
私がパースに来た当初の目的。
それは、単に英語を勉強しにきただけでした(笑)
行き先をカナダにするかオーストラリアにするかさんざん迷ったのですが、
当時オーストラリアドルが安く、受講料や生活費が低く抑えられることと、
日本人が比較的少なく英語学習環境に適していることから、パースを選びました。
これが縁と言うものなのでしょうね。
今思い返してみると、なんだか流れるように永住権をとってここに居着いてしまいました。
そして、私が6ヶ月間ホームステイをさせていただいたWilsonファミリー。
彼らとの出会いも、パースに永住することになったことに大きく関わっています。
ホームステイ中、そして引っ越した後も、彼らには本当に家族同然に可愛がってもらいました。
彼らのところににホームステイをしていなかったら、
もしかして永住権を取るという選択肢を選ばなかったかもしれません。
ホストマザーのオルガは、ポリネシア諸島のNiue(ニウエ)出身で、
ニュージーランドで生まれ育った人です。
ニウエはニュージーランドの北東に位置するポリネシア諸島のうちの一つで、
人口1600人程度の独立した国です。
そして、パースにはニウエからの移住者が多いらしく、
社交的なオルガはよく私を彼らのホームパーティーに連れて行ってくれました。
彼らの挨拶の仕方は本当にフレンドリーで、会うと満面の笑みを浮かべながらハグをして、
両頬を合わせます。
オルガが、「うちにステイしているNoriよ」と紹介すると、
皆一様に「いらっしゃい、よく来たわねー」と言って、同じように挨拶してくれました。
誰でもウェルカム!といった南国特有のおおらかさ。
私は彼らから「ハートを開く」「他人を受け入れる」ということを学んだと思います。
また、パースに来て学んだ大きなこと。
それは、「スマイル」です。
例えば、目が合ったときに、にっこり微笑む。
また、ちょっと肩がぶつかって「Sorry」と言ったときに、
ニコッと笑って「No problem」「That's alright」(「大丈夫ですよ」という意味)と応える。
これは日本ではあまり見ることのない光景ですよね。
パースには日本のように特産と呼べるような美味しい食べ物も特にないし、
これといったエンターテイメントもありません。
でも、私にとってはどういうわけか息がしやすいのです。
きっと空気が日本より乾燥しているからなのだろうと思っていましたが、
人々の発する波動が軽いからなのだと今更ながら気がつきました。
青い青い綺麗な空を見上げるだけで、
「あ〜幸せだな〜」と、ホッとするのです。
人は、生まれる前にだいたいの青写真を決めてくると聞きます。
おそらく、私もパースに来ることを生まれる前に決めてきたように思います。
目的は、多分「愛」と「感謝」を実地で学ぶことだったのでしょう。
日本では、両親と一緒に本当に楽しく幸せな時間を過ごしました。
でも、限られた人とばかりいるあの環境の中にいては
きっと魂はあれ以上に成長しなかったのでしょう。
だから、不思議と何かに導かれるようにしてパースに来ました。
そして、離れて暮らすようになったからこそ、両親に対する愛と感謝も
改めて深く感じられるようになりました。
オルガがこのように言ったことがあります。
「今まで何人かスチューデントを受け入れてきたけれど、Noriだけは
何かが違ったのよね。きっとあなたがここにきたのは運命だと思うわ」と。
彼女はニウエの自然を求めて旦那さんのアランと移住してしまいましたが、
今でも心からありがとうと愛と感謝を送っています。
さて、ここパースで、おそらく生まれる前にお互い合意して学ぶテーマを決めてきた
パートナーとの出会いがありました。
でもちょっと長くなってしまったので、これについてはまた今度に^^
Dragon Rider Nori でした。
今日もあなたが幸せでありますように
生きとし生けるものが幸せでありますように