学生時代以来、昨年の9月からプラモデルを作るのを再開しました。
昔と違い、いろいろな便利な道具が売られており、また、いろいろな分野の道具を工夫する事でプラモ製が楽しくなります。
今回は、100均のセリアで売られていた電動ネイルケアツールを改造して、プラモデルの研磨用道具にしてみました。
専用の道具も売られているのですが、100均でたまたま見かけたネイル用のこの商品が使えないかと考え、試してみました。
使えない事は無いのですが、単三電池一つだけのパワーだとどうしても、回転不足を感じてしまいます。
まあ、ネイル専用ですから無理があると言えばあるのですが・・
モーターを変えてみようかとも思いましたが、ビットを差し込む部分を抜く事はかなり困難だと思ったので、電力を増してみるとと良いのではと思いやってみました。
単三電池の電圧は、1.5ボルトなのでこれを大きくすると回転力が増すのではと思い、どうせなら電池では無く、USB接続でタイプCでつないでみようと思いました。
まず、用意するのは当然ながらタイプCの雌端子です。
そのタイプCの雌端子をプラスマイナスの2本に配線してくれている商品が売られていたので手に入れました。
電圧を図ると5ボルト以上出ていたので単純に5倍程度のパワーになるかもと勝手な想像をしてみました。
まあ、モーターがどうなるかもあるのですが、100均の道具ですから、爆発しないのであれば良いだろう程度に考えて改造する事にしました。
分解は簡単です。
写真にはしていませんが、先頭部はネジ式なので回してカバーを取ります。
本体は、合わせ目が爪になっているだけなので簡単に分かれます。
モーターは、プラス部が金属製のキャップにつながっており、マイナス部は金属製のカバーをモーター本体に巻き付けている部分に接続されています。
入り切りのスイッチはこの本体部の金属に接触させる事で電気を流していると言った非常に簡単な作りです。
タイプCのケープ部をモーターのプラスが接続されている金属キャップにハンダ接続し、マイナス部はツール本体のマイナス金属板(電池のマイナス部が接続する部分から伸びている金属製の板)にハンダ接続しました。
これだけです。
実際に改造を終えて、USB接続して、動作確認をしました。
確実に言える事は回転力は向上しています。
その分、ビビり音と振動は増えましたが、気になる程でもありませんでした。
接触の関係なのかもしれませんが、回転にむらがあったり、回転するまで一息つく事もありますが、使えます。
短時間の使用には耐えると思いますが、長時間の場合は、モーターがもたないかもしれませんが、時間短縮できる分、ストレスは少なくなるかもです。
使える研磨用のビットもこれだけ揃えました。
改造はお勧めはしませんが、真似る場合は、自己責任で楽しんでください。
プラモ作成はいろいろな面白い要素で一杯ですね。
老眼と加齢の為の肩こり等には悩まされますが・・
趣味の範囲が広くなるのは楽しいですね。