スーモカウンターはすでにすたれて無くなっているのかと思っていましたが未だに存在しているのですね。
という事で今回はそんなスーモカウンターの現状と誰も書いていないまた、知られていない内容を少しだけ書いてみましょうね。
1:スーモカウンターのターゲット客とは?
スーモカンターが商売の相手と考えている一般客があります。
商売なのでターゲットとなる客がいるのは当たり前の事なのですね。
営業しないと宣伝していますが、商売をしないと言っていないのがこの理由なのですね。
では、どのような人達をターゲットと考えているのでしょうか?
「持ち家を考えはじめたド素人」
このような人がターゲットになります。
少しでも住宅購入を進めている人達をターゲットにしていません。
それには明確な理由があるのです。
2:なぜド素人をターゲットにしているのか?
商売をする限り、売り手と買い手に分かれます。
買い手が売り手を超えるような能力があれば、売り側の思うように商売を進める事ができなくなり、また、より高度な知識・経験を有する人が売り手側に必要になってきます。
スーモカウンターは売り手にお金をかけていません。
これが理由なのですね。
住宅建築業界には、レベルで判断する事が基本になっています。
習熟度合・経験・知識レベルをパーセントで表します。
ゼロ%から150%まであります。
ゼロ%から100%までが計画を始めてから引き渡し完了までになります。
100%から150%が住んでから15年以上先までを表します。
私はゼロから150%の完全習熟者であり指導者ですのでゴールデンクラスと呼ばれています。
さて、スーモカウンターの店員(アドバイザーなどと言っています)はどのレベルなのでしょうか?
実はゼロ%なのですね。
驚いたでしょう。
つまり住宅建築に関しては素人なのですね。
では、一般人はどのレベルなのでしょうか?
マイナスレベルになります。
マイナス100%の方もいれば、マイナス10%の方もいます。
当然ですよね、初めての事なのですから知らないで当然なのですね。
このマイナスレベルの人をターゲットにしなければスーモカウンターは商売に出来ないのです。
マイナスからゼロ%にするだけの事しか出来ないのですからね。
3:どうして商売として成り立っているのか?
スーモカウンターは、リクルートが手掛けている人を配置した店舗運営になります。
リクルートの中でも珍しい運営方法です。
リクルートには、スーモと呼ばれている国内最大級の不動産情報データーベースを展開しています。
スーモ部分が同じなので一般の方に限らず、業界人でさえ同じように思っていますが明確な違いが存在しています。
スーモは、不動産情報を業者から宣伝する為に広告費をもらってデーターベースとして公開しています。
同じ物件が複数業者で掲載されている多重収益を得るというリクルートらしいうまい商売の方法で大量の情報を公開しています。
ではスーモカウンターとは、何をして商売になっているのかです。
スーモとスーモカウンターが競合してしまうと無駄になりますので、うまくすみ分けしています。
スーモカウンターは2種類の商品しか取り扱う事はしません。
一つは戸建て住宅における注文住宅です。
もう一つは、新築未建築分譲マンションです。
共に物が存在していない、つまり不動産物件としてはデーターベースだけでは、客が付かない商品になります。
実にうまいすみ分けですね。
このあたりがリクルートらしいです。
そして、スーモカウンターの中でも人員配置に違いがあります。
注文住宅と分譲マンションを担当する人員配置にも差があります。
分譲マンション1に対して、注文住宅は3~4なのですね。
注文住宅をメインに考えているのです。(店舗の場所にもよりますが)
まあ、分譲マンションは不動産ですからスーモ本体と競合しやすい事もありますし、そもそもアドバイスなどいらない商品ですからね。
これでリクルートの中においても商売の指針が決まっており、社内競合も無く、また、うまく企業から副収入を得る準備が
できたわけです。
4:スーモカウンターを使う客とは?
スーモカウンターのターゲットはド素人である事は先ほども書きました。
スーモカウンターの店員達は、レベルゼロですから、注文住宅に関しては無知です。
何も知らないレベル(まあ、各社のホームページや提出資料の内容程度は見ています)ですから、客が来ても建築の話はまったくしませんし、できません。
スーモカウンターの一般人の評価が分かれる理由はここにあるのですね。
一度でもハウスメーカー等に出向き、営業から何かしらの注文住宅の知識を得た人は、スーモカウンターに行ってその流れの話を聞こうとしても答える事が出来ない為に使えないと判断してしまうのです。
また、営業訓練をうけていない彼女ら(若い女性が大半です。)接客の基本もビジネスマナーも低いのでただ単に聞いているだけになってしまいますし、反論しか出来ないような形で接客してしまうケースも多々あります。
このような理由から、マイナスレベルで若い比較的素直な人でなければ話が続かないのですね。
上記の理由から、使う客とは、右も左もわからない比較的若い家族という事なります。
そして、その客達が得られるメリットとはマイナスレベルからの脱却にあります。
5:スーモカウンターの落とし穴
ド素人がマイナスレベルから脱却できるのは良いのですが、スーモカウンターも商売なのですし、彼女らの目的は注文住宅に舵を切らせる事を忘れてはいけません。
といっても接客レベルもどのような接客業よりも劣るレベルですから、力技を使う事はありませんし、使えません。
話の流れで運よく注文住宅に進んでくれれば程度なのですね。
このようなプアーな接客を許しているにも理由があります。
スーモカウンターの経費が今後大きくかさんできて、リクルートが採算が合わないと判断すれば完全収縮、消滅するとは思いますが(私はすでに消滅していたと思っていましたが)その時期ではない限り、スーモに儲けが出ている限り、店員(アドバイザー)に金をかける事なく、うまく行けば副収入(業者からの馬鹿高い紹介料)をボーナス程度に得られればよいと考えているようですね。
紹介料オンリーの会社は消滅して行くとは思いますが、さすがにリクルートがバックにいると安定していますね。
だから、店員達も自分の仕事を勘違いしており、客の為に自分の能力を向上させようなどとは思ってもいませんし、まあ、繋がれば良いか程度なのですね。
無理やりに注文住宅に進める事もないわけですが、可能性があるような客の場合、本当に安全なのかもわからないような業者を選択肢として紹介する事も多々あります。(これが集客の弱い、知名度の無い建築会社や工務店がスーモカウンターをありがたく思っている理由でもあります)
注文住宅計画とは、戸建て住宅取得においては最も困難で高額な計画になります。
建売や中古など買うようなレベルとは全く違います。
しかし、スーモカウンターの彼女らは、単純に金額ベースで建売・中古レベルの客達にもかなわぬ夢を抱かせてしまうのです。
専門家や有能な住宅関係者では決してしない事を彼女らは疑問もなく、普通にしてしまいます。
これが素人レベルの彼女達だから出来る事なのですね。
悪意があるわけでは無いのですが、素人どおしの波長が合うという恐ろしいタイミングで客が舞い上がってしまう偶然にうまくタイミングが合うのですね。
先ほども書きましたが、高度な接客技術も手法も持っていない彼女達には、意図的に進めているわけではありませんが、数おればタイミングがあう場合が出てくるのです。
これが幸せなのか不幸なのかは、客次第ですので、幸せと思っている人はそのまま、知らぬが仏でいる方が良いと私は思います。
さて長くなってきたので、このあたりにしておきますが、スーモカウンターは決して注文住宅のプロでも本当にアドバイスが出来るわけでもありません。
この点を理解して、うまく使うようにしましょうね。
岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。
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