いい家づくりと趣味の話

いい家づくりと趣味の話

マイホームが欲しい、いい住まいづくりにしたい、注文住宅を順調に進めたいと思っているお客さんと業者向けに役立つ記事とオーディオやバイク、映画等私の趣味のお話を書いて行きます。

最近、ビンテージ・プリメインアンプに凝っています。

 

しかもジャンク品を修理して使うのにハマった感があります。

 

今回は、1979年製のテクニクスSU-8055のジャンク品のメンテです。

 

 

1979年製なのでかなり古いアンプになります。

 

45年以上も前に製造されたアンプなのですね。

 

普通に考えて正常に動くとは思えません。

 

さて、状態なのですが低音が出ないという事でした。

 

手元に届いて、すぐに開腹し内部の状態の確認です。

 

思った以上に綺麗でしたが、埃が有りましたのでエアーブローをして大まかな埃を除去しました。

 

実際に稼働させてみました。

 

低音が出ないというのはどういうことなのかとも思いましたが、実際には左側から音がほとんど出ていませんでした。

 

また、すべてのつまみにガリがありました。

 

焦げたような臭いはしませんでしたので、熱における損傷はなさそうです。

 

早速、ボリューム関係の洗浄にかかります。

 

基盤からボリュームを外そうとしましたが、これが全然外せません。

 

 

ハンダが古いので溶けにくい事もありましたが、ハンダを溶かしても完全には溶け切らないようで、しかも何かしらの引っかかりがあるようでした。

 

分解してもカシメがある感じなので、完全に分解できそうもないので、ここはスプレーと接点の自浄でメンテをしてみます。

 

IPAを流し込み、グリグリつまみを回す事を何度か繰り返し、電子基板洗浄スプレーを吹きかけ、同様の動作を行い、エアーブローした後に接点復活スプレーを注入し、つまみをグリグリしてエアーブローしました。

 

つまみ関係はすべて同じようにしました。

 

 

組み上げて、音だしをしてみました。

 

ガリはなくなりましたが、以前として左側の音が極端に小さいです。

 

音は出ているのと、モノラルで音出しすると左側からも音が出ています。

 

これは、セレクターに問題があるかもと思い、AUXからチューナーに繋ぎ変えました。

 

すると左右から音が出始めました。

 

セレクターの接触不良が原因のようです。

 

このモデルのセレクターは機械式でスライドさせるタイプです。

 

両端が黒くなっているケースが多いので、今回もこれが原因だろうと思いました。

 

 

早速回復し、セレクターを外そうとしましたが、これもボリュームと同じで外れません。

 

外し方があるのでしょうが、私の持っている器具ではどうしてもうまく行きません。

 

という事で、ボリュームと同じ方法で接点の自浄で対処する事にしました。

 

IPA,基盤洗浄スプレー、接点復活スプレーをボリューム同様の作業を行い、エアーブローしました。

 

組み上げて、音を出すと綺麗に左右から音が出ています。

 

この時代のテクニクスのプリメインアンプは、いい音が出ますね。

 

当時のクラスは中級機との事ですが、A級アンプに分類されるようなのでいい音が出ています。

 

また、当時、カラオケが自宅に入って来たようでこのアンプにはマイクの入力端子とマイクの音量・エコー調整つまみがあります。

 

このマイクに対応している事で当時のオーディオマニアからは人気がなかったようです。

 

また、海外向けに同じ型番のSU-8055とは仕様が異なっています。

 

海外版はマイク端子が無く、スピーカー端子がAB2つあります。

 

国内版はスピーカー端子は一つです。

 

その為なのか中身のコンデンサも違います。

 

テクニカルマニュアルを見て、コンデンサの容量をチェックした時に実際の容量とは違うのに驚きました。

 

まあ、こんな感じで音が出たので気持ちよく使えます。

 

しかし、さすがに45年以上も前のアンプなのでいろいろな所に劣化があるとは思いますので、早々に大容量の電解コンデンサやヒートシンク周りの電解コンデンサの交換は考えておきたいと思います。

 

綺麗に前面パネルも掃除をして、みがけるところは磨くとすごくいい感じになりました。

 

 

古いオーディオは艶がある音がいいですね。

 

1980年代に発売された日本コロンビア株式会社製のプリメインアンプPMA-35。

 

 

マイナーな不人気モデルだと思いますが、いじり出すと愛着が芽生えてしまいます。

 

前回のボリュームメンテで音色が好みのものになったので、以前から気になっていたつまみ関係(バランス・高音・低音調整・マイク)をメンテしました。

 

 

大変古い機械なので、新品のパーツも簡単には手に入らないと思いますので、分解メンテが出来るのであれば分解しますが、分解したら後々面倒な事になりそうであれば洗浄だけにしようと思います。

 

このつまみ関係は、得にガリ等が出ているわけでもないのですが、経年劣化や汚れはかなりついているものだと思います。

 

さて、ハンダを取り、部品をよく見ると、マイクとバランスはカシメのような止め方になっていました。

 

 

バランスのこのカシメをいじって曲げようとしましたが、折れてしまいます。

 

一部が内側で穴を貫通して止めている場所がある為に、外側の3つを取り除いても分解できませんでした。

 

力任せで取り外せばよいのかもしれませんが、パーツが割れてしまうとどうしようもないので、分解するのを諦めました。

 

という事で、これらの4つのパーツはIPAに浸して、つまみをグリグリ何度も回して、接点を自浄させる事にしました。

 

目に見えるような汚れは出て来ませんでしたが、カーボン面の小さい汚れなので、大きな塊として出てくる事はまずありません。

 

IPAで洗浄した後にエレクトリック・洗浄スプレーで噴射圧で隙間から吹き付けて汚れを吹き飛ばしました。

 

このスプレーは速乾型ですので、すぐに乾いてしまいますがスプレーした後にエアーブローをして出来る事はすべて行いました。

 

通電と抵抗をテスターで確認しましたが、問題無いようでした。

 

バランスボリュームは、爪を三か所取ってしまいましたのでワイヤーロックをしておきました。

 

 

元通りにハンダをして組み終えました。

 

 

 

セッティングを終え、音を出してみましたが問題無く綺麗な音が出ています。

 

このメンテで良くなったのかどうなのかはわかりませんが、気分的にはスッキリしました。

 

電解コンデンサーもほぼ全部交換していますし、スピーカーを繋ぐ部品も交換しています。

 

PMA-35というマイナーなアンプをいじって、音を聞いている人はほとんどいないと思いますが、この時代のアンプは昭和を感じる懐かしい音が出るので私は好きです。

 

 

 

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