フジミ 1/24 頭文字D 日産シルエイティ with 真子&沙雪フィギュア(その2) | なおなおの模型(とそれ以外の趣味的)ブログ

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所謂「出戻りモデラー」の悪戦苦闘を赤裸々に綴る日記

遅ればせながら、皆様明けましておめでとうございます。

拙い作品(及び極端な趣味ネタ)ばかりでございますが、今年も宜しくお願いいたします。

 

いやもう遠軽は大晦日から元日にかけてえらく雪が降りましてもうわやでした。

つくづく除雪機を導入して正解だったなと思いました。

この週末は予報ではプラス気温になるらしいのですが、結構外れまくっているのでどうだろう?

 

さて、雪が降って外出が億劫だったので暫く放置の予定だったシルエイティを引っ張り出して

みました。懸案事項だったカスタムパーツに目途がついたためです。

結局、同じフジミのFDキットに必要なモノが全て含まれていました。

 

 

市場に白ボディの標準車キットが残っていればそちらでも良かったのですが。

 

 

必要だったのはバケットシートとタイコ、エアバッグの無い3本スポークステアリング、

そしてホイールだったのですが、これらが何とか使えそうでしたので良しとします。妥協。

「BBS製ホイール付き」とありまして当然これは「BBS製純正ホイール」を差しているものと

考え模型屋さんでのパーツ探索の際にもスルーし続けていたのですが、過日北見の某模型屋で

何の気なしに内容を確認したところ「BBS-LM」が・・・

なまじFDを知っているがためにハマった罠でした。

荒いメッシュタイプではありますが形状は少々違い、また5穴でもありますがピアスボルト付

のセンターキャップ無しではあるのでまあこれで行きましょう。

 

カーモデルですのでとにもかくにもボディのパーティングライン消しからスタート。

真っ先に気になっていたサンルーフのガイド由来の歪みを消しにかかりました。

 

 

これですね。

軽くペーパーを掛けてみるとおや?このモールドはどうやら凸のようです。ラッキー!

 

 

軽くヤスってあげると御覧の通り、あっさりと消せました。ここは楽勝です。

それではと全体のパーティングライン修正に移ったのですが・・・

 

このキットは今回手掛ける段になって初めてシゲシゲと各パーツを確認したのですが、

「ボディが何だか妙に野暮ったいというか、スッキリしてないなぁ」と感じていました。

そもそもがフジミの90年代に開発されたキットのバリエーションでしょうからこんなものかと

考えながら作業を進めたのですが、そこで初めて違和感の理由が分かりました。

スティックやすりを使っているにも関わらず面が当たっていない箇所が続出し、まさかと

思いつつ、急遽全体的にヤスリを当ててみた結果です。

 

 

締まりが無いわけです・・・ボディのあちこちで面が連続していません。

といいますか、ラインに向かって面が落ち込んでいるんです。こりゃまいった・・・

本来面が連続していて、そこにシャキっとドアやパネルのラインが入るはずなのですが。

 

 

助手席側。

 

 

運転席側。

 

 

フロントフェンダーとボンネット。ボンネットが浮いています。

実車でも経年や下回りのヒットなどでボディが歪みだしたらこうなるとは思います。

ですがまさか模型でそんな状態を再現しているとは流石に無いでしょう。

 

 

リアハッチも同様・・・これはあきまへん。

こんなことになっているとは思いませんでしたので、もっと簡単に完成できるつもりでいました。ですがこの状況に気付いてしまってはもう駄目です。我慢できません。修正します!

 

幸いこれらの欠点は浅いようですので、ラッカーパテを使い十分に乾燥させてから整形します。

なるべく元のパネルラインをつぶさないようにしなければ。

どうせパテを使うなら、ここも問題だったフロントエアロの修正と併せて実施します。

 

 

デフォのパーツを仮留め。

本当は位置は気持ち下です。サイドからぐるりと凹ラインが回り込んでいますのでそれに

合わせた位置ですね。

 

 

下から見ると若干全長が伸びる方向。

シャーシ取付用のツメは剛性が必要なので可能な限り生かしたいですね。

色々なアプローチがあるとは思いますが私なりの結論。

 

 

エアロのダクト部分だけカットして移植します。

その他はプラバンとポリパテ等で造形してしまおうと思います。

このダクト部分もそのままでは使えないので、開口したのち奥行を作ってからあらためて

固定する段取りになると思います。

 

 

元のバンパーとは結構な空間ができます。

ダクトもあまり深くはできないかな?先のツメが無ければもう少し大胆に行けるのですが。

いっそのことツメも移植するか?それともポリキャップ化か思い切って接着か?

 

と、ここまで進めてから「ところでホイールは入るんだろうか?」と今更ながら。

足回りの構造は簡単でしたのでマステ固定で仮組みしてみたところ・・・デカくないか?

ホイールアーチとのスキマは少なくて一見好印象なのですが、パーツの直径を測ってみた

ところ約20.5mm・・・x24/25=19.68・・・20インチか~~~

 

 

実車だと絶対に入らない、つか運動性に影響出まくりのサイズですね。FDでも無理。

見た目だけ仕様ならアリとは思いますが真子がそんな選択をするとは思えませんよね~。

タイヤ外径の影響でシャコアゲになってしまっています。

サス周りのパーツを加工すれば0.5mm程度は下げられると思いますがこれはどうだ?

ポリキャップ式なので交換は簡単にできますから、まずはこちらで進めて完成後どうしても

違和感がぬぐえない様であれば付属のRS使用を検討します。

外径で約2mm違うので1mm車高が変わるんですね。参ったな~。

 

新年一発目からヘビーな加工に手を着けてしまった気がしています。

何だか泥沼にハマってしまいそうです。

それなりの工程数と、何よりパテ硬化待ちが多くなるでしょう。

ある程度形になってからご報告させていただきます。いつになるんだ!?

 

それではまた!