トヨタ ヴォクシー
平成20年 DBA-ZRR70W 184000km
今回のご依頼は24ヶ月点検整備で、事前通告内容と不具合の処置に成ります。
2年前はユーザー車検を済ませた後に点検整備の依頼でした(ブログ後半)
劣化でブーツからグリス漏れしており飛び散ってます。
今回は流石に指摘されそうですね。
内側のみ交換します。(右)
(左)
丁度、CVTフルードの交換時期でしたので引き抜いて交換。
ローターは前回処置しましたが、虫食いの影響も有り最近鳴きだしたとの事で、
再度簡易研磨しました。
業者に依頼すると、厚さ限界と言われてしまう可能性が有ります。
パッドの残り状況や高額出費を避ける処置です。
引きずり気味のキャリパーはシールキット交換。
ダストブーツの破れは有りませんでしたが錆が生じてます。
フルード漏れは皆無でしたが、ピストンの汚れが凄い。
成るべく錆を除去して、シール当たり部は鏡面研磨すると・・・
交換せずに済むレベルまで回復。
錆で浸食されている部分は、制動や機能に問題が無いので再使用可能です。
キャリパー側も錆取り&研磨掃除します。
多少のダメージは有ります。
ココの浸食錆はラバーグリス多めで抑えて行きます。
リア側も同様に・・・
リアの内外虫食いは問題が生じないレベルなので放置します。
前回の点検でしてきさせて頂いた燃焼室クリーニングを実施。
シリンダーが後方に傾いた設計なので、成るべくINとEXが
水平に成るように倒立させて処置します。
汚れ落ちしやすいように、洗浄剤が揮発しない程度にエンジンを温めて行います。
2年前の画像は・・・
No1
NO2
No3
No4
燃焼室上部まで洗浄剤が行き届いているかを確認。
No1
No2
No3
No4
かなり奇麗に成りました。
バルブ側のデポジットは、分解清掃を行わないと
ケミカルでは奇麗に成りません。
前回オイル滲みが生じていて増し締めした部分良好です。
バッテリーもまだ大丈夫ですね。
最後はヘッドライトの黄ばみを研磨してコーティング
ヘッドライトバルブ(D4C)は早期交換お勧めです。
今回の交換部品です。
2年で24000km程度のご使用で、定期的にエンジンオイル交換
されていらっしゃる状況から、何らかの致命的なトラブルを
発さない限り、タイヤ等の状況からも、あと4年は行けそうですね。
幾つかの予防整備も行われていらっしゃいますが、
経年や距離を考慮して、ダイレクトイグニッションコイルや
O2センサー等を交換してパフォーマンスの向上とトラブルを事前に防ぐのが
お勧めとも言えますが、各センサー類やスロットルバルブ、燃料ポンプ等
何がトラブルを発するか未知数なので、お金の掛け過ぎに成らない程度の
壊れ待ちくらいがちょうど良いと思います。
50年の歴史が有るのに知らなかったです(><
ブッセと言えば甘い物を挟むのが多いですが、
こちらのは塩味が効いたタイプで、
甘い先入観で食すると驚くと思いますが、
塩とバターの拘りが良く美味しかったです。
お酒が好きで甘い物が苦手な方にはぴったりなブッセと感じました。