今年も、アッと言う間に1月が終わってしまった感じです。
平成12年 フォルクスワーゲン ニュービートル GF-9CAQY 164000km
当ブログでは何度も登場の車両です(^^;A
左ヘッドライト下付近で何かが漏れているみたいです・・・と入電。
ラジエーターからの冷却水漏れを起こしておりました。
時々ABSランプが点灯するのも心配なので、修理をご希望されました。
昨年の8月に継続検査を行った時は、硬化したウインドウォッシャーの
ホースを交換した程度で、問題が無かったのですが、お預かりからの帰路で
何やら足回りがおかしい・・・・
ブレーキを踏んだ時に振動を感じます。
買換えは選択肢に無く、修理で乗り続ける方向で考慮せねば成らない車両です。
社外品使用や処置で額を抑えて行きましょう(^^
※ラジエーター交換
いきなり難所です。
バンパーを外さねば、取れないネジ・・・
フロントバンパーのみで外せない・・・
そっくり外さねば成らないようですね。。。orz
翌日ラジエーターが到着してから取外しに着手。
エアコンのコンデンサーを外さずに行う(ガスを抜かない)には、
配管だけで宙に浮かせる為に、リジットラックを使用。
再使用でトラブル発生を回避したいので、センサーも交換します。
元々、パッキンやシールテープも使ってないのですが、
新品社外には付属されて来ました。
不安ですが、使ってみましょう。
ジョイントパイプも交換しておきます。
※ロアーアーム交換
制動時の違和感はロアーアームのブッシュがひどく傷んでおりました。
前後のブッシュとボールジョイントを交換しても良いのですが、
ASSYの方が、お得な場合もございます(^^
ハブベアリングの兼ね合いも有り、ドライブシャフトを抜くのは慎重に・・・
左側のロアーアームボルトがミッションのオイルパンが邪魔をして抜けません。
クロスメンバーを下げて抜き取ります。
※ABSコントロールユニット修理
通勤で使用されている頻度で、極まれにABS警告灯が点灯する状況。
テスターで確認すると、センサーの項目では無く、ポンプ異常が出ていたので、
コントロールユニット交換に成ってしまいます。
エンジン再始動で消灯してましたので、見送っておりましたが、頻度が増してきたので
作業を行く事にしました。
ボルボで数十回行って来たコントロールユニット修理
ビートルはECUだけで外れず、そっくり外すのも大変です。
メインハーネスがお邪魔です(^^;A 右ハンドル車はどうなんでしょうかね?
ポンプの電源コネクター部、プリント基板側が定番の原因です。
ユニットを外して作業台へ・・・
パカッと開いて・・・切開です。
原因のポンプユニット電源部〇を再半田しますが
○も外側(画像上部)数本が振動でクラックが入っておりました。
クラックで接触不良(電流降下)が起きた時に、コンピューターが
警告灯を点灯させます。
導通が無く成る程(オープン)では無いので、テスターで測ると
導通(ショート)に成ります。
溶かして、少量追い半田します。
切開した蓋は、防水接着を2段階で行い戻します。
作業時にスポッと抜けてしまった、マスターバックの負圧ホース。
硬いプラスチックホースが割れておりました。
そっくりでしか部品供給無く・・・交換です。¥11100
作業時に発覚したウォッシャーポンプ先のL時パイプからスローリーク
この部品の為、数日待ちと成っておりますm(_ _)m