

3日間をサンディエゴで過ごした。地図に目をやりつつ子供たちに通りの名前を読ませ、時には道に迷ってクラクションを鳴らされ中指を立てられながら(!)、あちこち見て回った。
ここへ来るまで、ユニヴァーサル・スタジオやディズニーランドなどの観光名所には全く立ち寄らなかったので(そういう所はいつか自分で行ってね、と言ってある)、いくつか訪ねることにした。サンディエゴと言えば、やはりシーワールドと動物園だろう。どちらも楽しかった。
でも、多分子供たちの記憶に長く残るのは、カーメルの監督(ホテルのフロントがインド系でシャマランによく似ていたので、そう呼ぶことにした)や、ハリウッドの騒がしいホテル従業員(荷物を運んでくれたが、廊下の曲がり角の壁に隠れ英語で「ばあ!」と子供たちを驚かせた)、シーポート・ヴィレッジ銀細工屋にいた、絶望的に仕事の遅いおばちゃん3人などだろう。途中で出会う人々は。旅を面白く厚みのあるものにしてくれる。
最終日の最後の予定はコロナドだった。高い橋を通って島に渡る。美しいホテル・コロナドで夕暮れを過ごすのはステキだろう。ところが橋へ行く道が分からず、またしてもしばらくウロウロするはめになった。その間、コンヴェンション・センターと野球場の前を何度も横切ったが、人でごった返している。なぜだ。
ホテルに戻ってニュースを見ると、国別対抗野球をやっていたようだ。
写真はピズモ・ビーチの海岸とホテル・コロナド