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dragonfly's PV書庫

2021年春〜真性多血症(PV)について書いてみよう

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朝刊一面に「東京の桜が満開」と出ていた。九段下の教室から見えるお堀端を、たくさんの人が歩いている

リチャードさんのレッスン、きょうはて形の復習だ。窓から見える人を「~ています」で表現しましょう。角の交番で道を尋ねている人がいる、
「ポリスマンは せつめいしています」

最後の30分間、私たちもお散歩することにした。
「歩きませんか」
「はい、あるきましょう。しゃしんをとりましょう」

去年は韓国のキムさんと、靖国神社の開花宣言撮影風景を見たんだっけ。
時間って遠慮なしに過ぎてゆくなあ。
出張で一ヶ月余り北海道にいたリチャードが帰って来た。九段下の教室で久しぶりのプレイベート・レッスンだ。窓の下には交差点が見える。どこかの大学の卒業生たちが、袴姿で武道館へと急いでいる。卒業式ですね、と言うと、リチャードはイギリスの卒業式は10月だと教えてくれた。

復習を兼ねたサバイバル日本語、今日はまず、注文の仕方と助数詞をやってみよう。

「ぎゅうにく、、ちょっとフランスごみたいなひびきがあるなあ。ぎゅうにく2キロ、おねがいします」
「はい、じょうずです。焼き肉パーティ、しますか。つぎは」
「たまごを 2パックと ミルクを 3ほん? ぽん?」
「、、ぼん」
「あー、ずるい、 3ぼん、とどけてください」
「はい、オーケーです」
「たまご、とまと、にてるなあ」
「えー、全然違うと思うけど。あ、それブログに書いてもいいですか」
「ブログ? ばかガイジンとおもわれるよ」

楽しい授業だった。

ところで、なぜこんな時間に書いているのかと言うと、来客準備でとても忙しかったからだ。
明日からミネソタの友人家族が5人でやって来る。うひゃー。楽しいけど、大変だあ。
ホテル:
宿泊したいホテルが持つウェブページから、直接予約を入れる。
以前何度も利用したExpediaやTravelocityだが、今回は使わなかった。低料金保証の場合はプリペイドになってしまう。去年、ニューオリンズの予約取り消しで苦労した。
また、サード・パーティからの予約はマイレージ加算の対象外になってしまうし。色々比較しても、結局ホテル独自のサイトが一番お買い得だったりする。
つまり、Yahoo TravelやTripadvisorなどで写真を見たり利用者報告を読んだりして検討し、予約は直接、というのがよろしいようです。
今回は(いつもか?)中級のチェーンホテルに宿泊した。Comfort Inn, Holiday Inn, Quality Inn, Best Western どこも4人で$160以内、リーズナブルですね。

レンタカー:
Alamoを使うことが多い。Alamoサイトでキャンペーンを探し、コード#を入れるとディスカウントされる。車はたいてい走行距離10,000キロ以内のアメリカ車。料金は車の種類と日数による。コンパクトカーなら一週間で200ドル程度。ただ保険をどうするかと聞かれると、気の弱い私はいつも加入してしまう。これに一日20ドルくらいかかる。今回はSUVだったので、トータル料金は何と航空運賃よりずっと高かった。びっくり。
カウンターで手続きした後、自分で車を選べるのは楽しい。ウロウロ迷っていると、次々に乗って行かれちゃうけど。
ミネアポリスとサンフランシスコはレンタカー・セクションまでトラムで移動、サンディエゴはバスで送迎。

インターネット:
ワイアレスLANが普及している。が、ホテルによっては電波が弱い場合もある。サンディエゴの部屋は机周辺がダメで、ベッドの上に立ち、パソコン持ち上げてメール送信した。苦情を言いに行ったら、「問題ないよ」とフロント係が自分のパソ持ち出して説明した。でも私たちの部屋は電波弱~い。次の日、仕方なくエレベータ前のホールでネットをしていたら「あー、ホットスポット探してるんだ」とおじさんに声をかけられた。

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南カリフォルニアに行く前、予習のつもりでスタインベックを数冊読んだ。『怒りの葡萄』は読みごたえのある長編で、通勤電車の中では日数がかかった。娘と一緒にヘンリー・フォンダ主演の映画も見た。

短編がよかった。エッセイ『チャーリーとの旅』もよかった。とっつきにくかったスタインベックに急に親しみを覚えた。

ミネソタからの移動日、雪で丸一日つぶれてしまったため、サリナスへ戻るのはどうかと思ったが、やはりスタインベック・センターは外せない。14日、愛犬チャーリーとスタインベックがアメリカを一周した特注キャンピングカー「ロシナンテ号」の実物を見た時には、うれしくて回りを何度も歩いてしまった。

NATIONAL STEINBECK CENTER
http://www.steinbeck.org/MainFrame.html

それから、マザー・ロード、ルート66も宿題だった。ジョード一家が西を目ざしたその道が終わるのは、サンタモニカ・ブルバードがオーシャン・アベニューに突き当たる地点だ。16日、グリフィス天文台へ登る道でハリウッド・サインを見た後、かつてのルート66を通ってサンタモニカへ走った。途中Historic Route 66の標識を見つけて、簡単に道の説明をした。子供たちはへえーっという顔で、茶色い標識をカメラに収めた。

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3日間をサンディエゴで過ごした。地図に目をやりつつ子供たちに通りの名前を読ませ、時には道に迷ってクラクションを鳴らされ中指を立てられながら(!)、あちこち見て回った。

ここへ来るまで、ユニヴァーサル・スタジオやディズニーランドなどの観光名所には全く立ち寄らなかったので(そういう所はいつか自分で行ってね、と言ってある)、いくつか訪ねることにした。サンディエゴと言えば、やはりシーワールドと動物園だろう。どちらも楽しかった。

でも、多分子供たちの記憶に長く残るのは、カーメルの監督(ホテルのフロントがインド系でシャマランによく似ていたので、そう呼ぶことにした)や、ハリウッドの騒がしいホテル従業員(荷物を運んでくれたが、廊下の曲がり角の壁に隠れ英語で「ばあ!」と子供たちを驚かせた)、シーポート・ヴィレッジ銀細工屋にいた、絶望的に仕事の遅いおばちゃん3人などだろう。途中で出会う人々は。旅を面白く厚みのあるものにしてくれる。

最終日の最後の予定はコロナドだった。高い橋を通って島に渡る。美しいホテル・コロナドで夕暮れを過ごすのはステキだろう。ところが橋へ行く道が分からず、またしてもしばらくウロウロするはめになった。その間、コンヴェンション・センターと野球場の前を何度も横切ったが、人でごった返している。なぜだ。
ホテルに戻ってニュースを見ると、国別対抗野球をやっていたようだ。

写真はピズモ・ビーチの海岸とホテル・コロナド