先週わずか7人でスタートした3クラスだが、来日遅れ組が少しずつ加わって今日は13人になった。中国、ベトナム、スリランカ、ネパールの4カ国構成だ。○○橋外語の場合、基本的に名前は日本語のルールで音読みすることになっている。新入生たちはいきなり「リュウエイパ君」「サンジュさん」などと呼ばれ戸惑っている様子。それはそうだ、私が中国語読みで「ナンリーヅーさん」と呼ばれたら、別人格になった気がするだろう。名前はアイデンティティなんですよね。
教えることに慣れてしまうと、学生たちが外国から来て心細い思いをしていることを忘れがちになる。物価の高い日本でアルバイトをしながら日本語学校へ通い、専門学校の学費を貯金するのは本当に大変なことだろう。教科書代だけで彼らの国では何日か暮らせるのかもしれない。というわけで、厳しさの足りないナンリーヅー先生である。
ところで学生の名前については、ネット上でのプライバシーに配慮していることもちょっと付け加えます。日本語読みすれば、実際は誰のことか分からないでしょうから。