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さこっちQのブログ

ROCK★ミーハー、ライブ生音至上主義! 音楽雑食系でござる!
基本的に歌うたい、ギターとベースもちょっと触る。

出版社つとめー。大手のコトはわからないけど、へぇ~なあれやこれやがあったらこっちもUPしていくです!

年末のバタバタと体調不良で書こうと思いつつ年が明けてもうた。
詳しいセトリや曲順はあやふやになってしまったけど、
その分、ライブから10日ほどたっても心に残ってることを綴れるかな。


さて。
MICHAELはSOPHIAのVo.松岡氏とGt.ジル氏とDr.トモ氏の
3人で結成されたバンド。
SOPHIAのメジャーアルバムで数えると4thになるのかな?
『 little circus』に収録されている楽曲「Lucifer」に相対して「SOPHIAの兄弟バンド」としてバンド名を「MICHAEL」としたということであるが。
2013年8月の武道館公演でもって活動休止に入ったSOPHIA。
ファンは5人での、あのメンバーの復活を望む人多数であろうところに、事実上、Ba.黒柳氏とKey.都氏を欠いた形でのMICHAEL。
複雑な思いを胸に抱いたファンは多かったのではないかしら。
かくいうあたしは、かなりモヤった。
松岡氏のボーカルもジルのギターも、また生でお目にかかれるのは嬉しいけれど。
きっとSOPHIAと比較してしまうことは必至だろうし。

チケットを取ってからもずっとモヤった。
もしかしたら行かない方がいいのかな。とか。
しかし百聞は一見にしかず。
ともかく心のモヤモヤを晴らすべく、ZEPPに足を運んだ。


「活動休止してからMICHAELの活動始動発表して2カ月ほどじゃん」
「クリスマスのZEPPなんてそんな都合よく押さえること、できるの?」
ちらほらとあちこちのサイトやらで目にした言葉。
↑のことから「活動休止時点でほんとは決まってたんじゃないの?」という憶測やら。
某テレビ局に勤める友達のダンナに
「ねえ、ZEPPってさあ…」とこのあたりの疑問を問うてみると、
「ZEPPって会場的にはそんな高い金額ではない場所なんだよね。もしかしたらバンドで何かやろうと活動休止前から押さえていたのかもしれないし、レーベルで押さえていたのかもしれないし。レーベル内で(他アーティストに)会場回すこともあるよ」
なるほどー。
てことは2012年はSOPHIAはファンクラブイベントをクリスマスにZEPPで行っていたゆえ
2013年もそのつもりで押さえていた可能性はあるし…なんだな。
活動休止時点で決まってたんじゃ?という疑念は、ライブが始まって間もなくの
松岡氏のMC
「いやね、なんでこんなにたくさん喋ってるかっていうと、曲が足りないんですよ!」
と、ライブ内容からしてあっさり、晴れる。
8月の時点から決まっていたことならば、こんな曲的にスカスカなライブはないだろうな(笑)。
カバー曲ももうちょっと揉んだものがこの人たちならできちゃうだろ。
かといって、妥協した内容だとは思わなかったけれど。
まさしく「零」だからなんだろうな、と。
現時点での有り体をともかくもぶつけてきたんだろうな、と。
そんなアーティスト魂を感じた。


SEでSOPHIAの定番SE「愛の讃歌」が流れた時にはさすがに会場がざわつく。
そうきた? そうくる?
あくまでもSOPHIAとの関連性は保ったままのライブでいくのね?

1曲目は「アメイジング・グレイス」を松岡氏のアカペラで。
ミュージカルに多く出演している松岡氏、正当派ボーカルを聴かせてくれる。
本当にこの人のボーカルはライブで、生でこそ生きるなあ。
元々バンドを始めたきっかけが「松岡君は声が大きいから」という理由で誘われたものだったらしいが(他にも目立つから、などもあったようだが)、声量がものすごい。
CDに収録する際はミキシングの関係もあるせいか、本当に松岡氏のボーカルは生の方がすごい。
ある意味、もったいない。
CDを聴いてライブへ足を運ぶかなど判断してしまう人も多勢だろうから。

そしてジル、トモが登場し、ドラム&ギターセッションの次が「Lucifer」。
元曲(あくまでSOPHIAはSOPHIAなのでMICHAELではカバーと受け止める)の世界観は変えないようにアレンジされていた。
むー。
曲名わからない曲と最初に「MICHAELの曲です」と紹介されて演奏されたのが「かくこそありしか 合縁奇縁」だったか。
善し悪しは別として、まだあたしの身体は動かない。動けない。
まだ警戒心が溶けてなかったんだろな。
だって、まだ奇妙なんだもん。
愛の讃歌なのに、やっぱり違うんだもん。
愛の讃歌聴いちゃったから、よけいそこが浮き彫りになってしまう。

MICHAELが演奏した曲はどれも3ピース構成を念頭においた、ギターがSOPHIAよりも前面に押し出された楽曲だった。
カバー曲もしかり。
ドラムは前に出そうとしてもそう大きくは変えられるモノでもないだろうから(それができてしまうドラマーさんもいるけど)おいといて、比較するとしたらソコかなあ。
ジルの本来のギターであろうかな、と思われるギターワーク。
もちろん、SOPHIAのジルのギターもやりたいことはやってたのだろうけれど、
前面に出すことによって様々なスタイルが引き出しから出す出番、という感じ。
「かくこそ~」の冒頭のロック色満載なリフ、グラム色搭載の「new world satisfaction」のリフなど。

特に顕著にそれを感じられたのが「君の詩」のまさかのスカアレンジ。
うわぉ。ジルの裏打ちギターw
このアレンジは一番見事だったなあ。
クリスマス曲としてジングルベルと「GJ escAPE」を合体させたの楽曲も楽しいアレンジだったけれど、これはなー。うーん。
ジングルベルの部分はもうちょっとかっこよくして欲しかったなあw

「farewell」などのアコースティックアレンジのものは割愛。

若くして亡くなったSOPHIAファンを思って作ったという「東京」などを経て、「Archangel」はめっちゃかっこよい曲であった!!
今回のライブで楽曲の持つ疾走感も手伝って一番グルーヴ感を感じられた曲だったかな。
ジルのハーモニクス入ったギターも珍しいなーと思いつつ。
カッティングもかっこいい。
松岡氏がロックボーカリストだなあ、と存分に感じさせてくれる曲だよー。

音楽的にはこの辺りから「ああ、MICHAELはSOPHIAとは別物なんだな」と
解釈し、受け入れ、心も解きほぐれてきた。
だが、戸惑わせるのは「be tomorrow」なんだな。
ライブ冒頭で「Lucifer」聴かせておいて、「グッパイ ルシファー」と詩われてしまっては、正直、混乱してしまう。
アルバムで聴き直してみても、何を伝えたくて「グッバイ ルシファー」としたのかが計りかねる。


結論~~~。
「MICHAELとSOPHIAは別物」。
これに尽きるー。
決してMICHAELにSOPHIAを求めてはいけないんだなってライブを観たら聴いたら、思ったよ。
心のモヤは晴れた。
SOPHIA5人のメンバー中、3人も入ってるから、兄弟バンドという位置づけと言うから、構えてしまったけど、実際に音を聴いてステージを観たら、そう思ったよ。

考えてみれば今までもガンズしかりVelvet Revolverしかり
Suedeしかりブレッド・アンダーソンしかり、
ブルーハーツからクロマニョンズしかり、
毛皮のマリーズからドレスコーズしかり、
ハイスタ、BBQ…あげるとキリないな。
洋邦問わずいろんな解散・休止・始動・活動いろんな形を観てきたじゃん。
同じように解釈すればいいのよね。


もちろん、SOPHIAと比べようと思ったら、いくらでも比べられる。
もう二度と比べることはないだろうから、
最後に、ちょっとだけ書いておこうかな。

あたしを中毒にさせたライブステージは、あの5人だからこそだった。
あたしを中毒にさせたグルーヴ感満載のライブは、あの5人だからこそだった。
やっぱりリズム隊は重要だろな。
グルーヴ引っ張っていくのはやっぱりリズム隊ありき、だもの。
ベースのうねり、楽曲を彩り時にはリードするキーボード。トモのタイトめに叩くドラムを跳ねさせるのは、やっぱり黒柳氏の挑発的なベースがあってこそだったんじゃないかな。
ロックなキーボードをこれでもかと弾く都氏あっての盛り上がりだったんじゃないかな。
いくらボーカルが松岡氏でも、松岡氏だけでグルーヴは創れない。
今回のサポートベースのBOHさん、上手いなあとは思った。
テクいなあとは思った。
キーボードの音色もピアノも、よかった。
けれど、あたしの身体は最後まで動かなかった。
リズムを取ることもなかった。

比べるとしたら、それ。




まだ、零章。
今回のステージだけでMICHAELを結論づけるのは早い。
これからどう進化していくのかな。
楽しみではある。
もうSOPHIAとの関連性なんて頭に留めずに、聴く。観る。