こんにちは。
龍馬です。
土日祝日の稼動が、地域によっては一層大きく下がってきていますね。(ノ_-。)
土日祝日の稼動が落ちているということは、
平日夕方以降の稼働、イベント稼動自体も低下していることを意味します。
一言で言うなら、「今までパチンコ店が収益を上げるために頼ってきたすべての要素が
低下している。」と言えます。
いよいよ以前までの営業スタイルが通用しなくなって来たと強く感じます。
「機種に客を付ける」時代は、すでに終わっており、
「店に客を付ける」必要性をますます感じる今日この頃です。
・・・なんて、頑張って書いているのですが、
昨日は一日中町内会と家の草刈りをやってたので、まだ体力が戻ってきません。
・・・
前回、「無意味な還元は客を減らし、有意義な還元は客を増やします。」と書きました。
こんなことは書くまでもなく当たり前の話なのですが、
では、「無意味な還元」と「有意義な還元」とは一体何が違うのでしょうか。
殆どすべての3番店店長は、今行っている「還元」が、
「有意義な還元」だと思っていると思います。
もし、「無意味な還元」だと感じながら「還元」を行っているのであれば、
立派な背信行為です。
しかし、「あまり意味はないけど、やらないよりはマシ」という「還元」は、
非常に多いのではないでしょうか。
例えば、毎日行っている日替わりイベントはどうでしょうか。
言うまでもないですね。
しかし、やめられないから「やる」。
イベントを続けている動機が、「やめられないから」ではこの先非常に不安ですね。
なぜ、「やめられない」のか?
答えは簡単ですね。
「全体稼動が落ちる」から。
それは、現状の稼動を100(満点)とした考え方です。
自然淘汰を待っているような状態です。
これ以上「無意味な還元」について書くのもばかばかしいので、
前向きに「有意義な還元」について書こうと思います。
「有意義な還元」とは何か。
「無意味な還元」と「有意義な還元」には決定的な違いがあります。
それは、
「無意味な還元は、還元する日の稼動を上げる」
「有意義な還元は、還元した日の翌日の稼動を上げる」
簡単に言ってしまえば、思考を「一日ずらす」ことになります。
この違いは、「今までの営業に対する考え方、セオリー」を根本から覆します。
もっと言うと、後者(有意義な還元)だけが客を独り占めし、
前者(無意味な還元)に明日はありません。
例えば、毎月1日に定期イベントを行う場合、以下の2パターンが考えられます。
パターンA:1日稼動:25,000、2日(翌日)稼動17,000(通常平日稼動)。
パターンB:1日稼動:22,000、2日(翌日)稼動19,000(イベント客が繰り越し来店分稼動増加)
3番店はパターンBを選択し、その実行のために施策を考え出さなければなりません。
「○○の付く日は△△祭」自体を否定するのではなく、
「その裏に何があるか」が、「無意味」と「有意義」を分けます。
「その裏に何もなければ」、いくらそのイベントで出しても、翌日お客さんは来ません。
逆に、翌日来なければならない明確な理由があれば、
「さほど出さなくても(還元しなくても)」お客さんは翌日来店します。
結論を言ってしまえば・・・
「還元(イベント)は、翌日の来店動機を与えるためだけに行なわれる。」になります。
それ(還元)に関わる費用(出玉、告知プロモーション)は圧倒的に、
「有意義な還元」の方が安くなります。
セミナー資料の中に「リピーターの作り方」も掲載しましたが(P76)、
「一旦自店に来店した客」をどのように「次回来店(P82)」に結びつけるのか。を考えずして、
「還元」の意味はまったくありません。
また、後述しますが、イベントそのものの行ない方、プロモーションも大きく変更する必要があります。
3番店店長は取り急ぎ、その辺りを考えて頂きたいと思います。
今日も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/
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龍馬