こんにちは。
龍馬です。
先程、「皆さん行ってきます!」と書きましたが、
あれから20秒しか経っていません。
旅行前の予約記事です。(-_☆)
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さて、「共感キーワードの設定」ですが、
これは、自店のストーリー展開を行なって行く上で非常に重要になりますが、
「戦略」と「戦術」で言うと、「戦術」に属します。
大事なのは「戦略」ですが、それをお客さんの目に見える形で告知する役割を果たします。
例えば「CR北斗の拳のイベント」を行なう場合、
大抵のお店は、「毎週月曜日、北斗○○拳の日」とか、
「1の付く日、エヴァVS北斗」とか、
「北斗の文句を本人に言う日」とか、あってもおかしくないですね。
※少し挟みますが、ウケ狙いはしっかりと計画したものでなければ反感を買う恐れがあります(笑)
お客さんに愛されているパーソナリティーが謳うのは良いですが(笑って許してくれるので。)、
信頼関係の構築が出来ていない店がやると非常に危険です。
お客さんは、笑いたければ家でお笑い番組を見ます。)
しかし、それらのほとんどが、「店側からの説得系」なわけです。(お笑い系を除き。)
「こんなことやるから来てください系」に変わりはありません。
ほとんど100%の店が、この形を取っているのではないでしょう。
しかし、何度も言うように3番店がこれら「説得系」で告知をしてもお客さんは反応しません。
反応しないどころか嫌悪感すら覚えます。
その心の中はこうです。
「本当にそんなに出してるんなら、なんで客が居ねぇんだよ、いい加減にしろよ・・・」
わざわざ大金(POP代、広告費)を払って、「いい加減にしろよ」と言う言葉を引き出しているわけです。
しかし、それを見て来店する人も居ます。
「近所の人」です。
・・・
この「共感キーワード」の中で色々な例を挙げましたが、
その目的は、「こちらから説得する」のではなく、
「アナタが望んでいるこんなものを提供しようと思っているのですが、いかがですか?」を
伝えることです。
そのためのキーワード一覧がP53になります。
前回の「21.6%」の話ともリンクしますが、
すべての客を取り込もうと思ったら、誰一人取り込めません。
※「強烈に説得して全員来店させてやろう・・・」という形。
4人中1人を取り込めば良いので、「絞れば」良いわけです。
それが3番店の基本戦略であり最も効果的です。
そして「絞れば」周辺客層がそれに反応します。(科学反応を起こす)
では、キーワード一覧から適当なキーワードを挙げてみます。
(一部資料外)
キーワード1:「頑固」「がんばる」
キーワード2:「親父」「奥様」
キーワード3:「19時」「クリスマス」
キーワード4:「北斗の拳」
キーワード5:「塾」「コミュニティー」
キーワード6:「勝つ」「負ける」「勝てるかも」「負けるかも」
何か良いネーミングは思い付きましたか?
上のキーワードをそのまま足していくのも方法ですが、
最も効果的なのは、足したものをそのまま使うのではなく、
それ自体を「オリジナルな言葉、単語」に変えて、独自のネーミングに創りかえることです。
それに「タグライン」「コピー」を追加することが来店動機につながります。
ここではヒントだけにしておきます。店長は一度考えてみてください。
上記のキーワードの量が多ければ多い程、「絞る」ことができ、
「共感客数」が増えていくことになります。
何となくお分かり頂けたでしょうか。
次回はP57のパーソナリティーについて補足していこうと思います。
今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/
では、本当に行ってきます!
龍馬