21.6% | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは。


龍馬です。


面白い前フリを書こうと考えていたのですが、思い浮かばないので本題に入ります。(・∀・)


今日は「1.65倍」の話ですね。


まず「1.65倍」をおさらいします。


①一人当たりの来店回数を2回→3.3回にする。(来店頻度)


②来店客数を265人→437人に増やす。(来店客数)


さて、この①と②のどちらを行なっても30,000稼動は達成されるわけですが、


どちらを行なうのが、より現実的なのでしょうか。


私は②をオススメします。


なぜなら①は、物理的に自店が正確にコントロールすることが


難しい(すべての来店客の来店頻度を現在より平均1.65倍増やすことはほぼ不可能)のに対して、


②は、「競合店で遊技しているお客さんを呼び込めば良い。」という発想になるからです。


②は物理的に可能です。


しかし、ほとんどの店は①を選択します。


「もっとお客様に愛され、今よりもっと多く来店してもらえる店にしよう。」と、やっちゃうわけです。


その裏には、「あんな大きな一番店があるのに、新規客なんて取れないよ・・・」と言う、


判断が往々にしてあります。


※少し補足すると、この例のように4パチ+1パチ合わせての平均が15,000位の店は、


圧倒的に売り上げが不足しているので、まずは売上ソースを上げる必要があります。


現在の稼働数によって①、②の優先順位は変わるわけです。


①の施策も必要ですが、問題は②に取り組まずに①だけを行なってしまう場合です。


現実問題、3番店は圧倒的に②の集客施策が劣っているため、3番店なのです。


まずはそこを考える必要があります。

・・・


さて、では②をみてみます。


ここで前回挙げた数字をもう一度引っ張り出してみます。


商圏が100,000人の場合、その中での遊技者数は、13,500人でした。


自店シェアが11.8%なので、その他競合4店舗合計の来店者数は、


(100-11.8)×13,500人≒11,907人になります。


上の②で戦略を考える場合、現在の「265人」を「437人」に増やせば良い為、


単純に437人-265人=172人増やせば良いことになります。


この「172人」を覚えておいてください。


次に商圏の一日平均総遊技者数を出してみます。


自店以外の11,907人が平均月2回遊技するので、


一日当りの遊技者数は、11,907人÷(30日÷2回)=793人になります。


・・・


さて、自店が今後増やさなければならない「172人」と、


同時に競合4店舗で遊技している「793人」。


172人÷793人≒「21.6%」。


この「21.6%」をどのように自店へ惹き付けるのか・・・


言い方を変えれば、4~5人に一人です。


それが出来れば15,000稼動が30,000稼動になるわけです。


※厳密に言うと、「265人」を「437人」に増やせば30,000稼動が達成されるのではなく、


その戦略を行なうにあたって、「同率の周辺客層」も影響を受けることになり、


その効果を含めた結果、30,000稼動が達成されるという意味です。


そのため上記の「人数自体」にあまり意味はなく、意味があるのは「21.6%」と言う数字になります。


次回続きを書いて行こうと思います。


今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/


龍馬