こんにちは!
龍馬です。
昨日私自身の手によって、抹殺されてしまったブログを、
皆様のご協力により復刻させることが出来ました。
本当にありがとうございました。m(_ _ )m
今度消してしまった時は・・・
またおねがいしまs)`Д゚).・;'∴
今日は、「イベントを測定する」です。
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さて、「イベント効果」を測定することは非常に重要です。
なぜなら、思ったような(計画した通りの)結果が出ていないイベントをいつまでも行なっていることは、
百害あって一利ナシだからです。
しかし、この百害イベントをいつまでも続けているホールはかなり多く存在します。
恐らく、「やらないよりやった方が良い。」との考え方からだと思いますが、
長期的な視点から考えれば、それらは「やらない方が良い。」という結論に至ります。
ここでは百歩譲って「短期的な稼動施策もアリ」という視点で書いていきたいと思います。
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恐らく多くの3番店店長は、イベント終了後に、「稼動数」という物差しを使って
今日行なったイベントの測定をしている場合が多いかと思います。
極論を言うと、「店内移動で終わるイベントは業績を向上させない」のですが、
客が「店側の告知通りに店内移動を行なう。」と言う行為は、決して色々言われているほど
悪いものではありません。
その理由は、「店側が告知したイベントを信じて店内移動した」ことは、
その店の信頼度が「まだ僅かながら残っている。」と言えるからです。
完全に信頼度が0になってしまった場合は、「店内移動すら起きない状態」になります。
ほとんどのお店では、まだその0にはなっていないと思います。
それが例え小さな火種であっても、そこから大きな炭に燃え上がらせることは出来ます。
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しかし、「新台」の店内移動は、若干意味合いが違ってきます。
「新台に店内移動する客」は、「自店の信頼度」から店内移動しているのではなく、
「新台そのものに対して店内移動している」わけですから、
その店内移動率が高ければ高いほど、自店の所謂「長期育成機種」の信頼度が低いことを
意味します。
すなわち、
①「イベントの店内移動」は、「長期育成機種」より「店」の信頼度の方が高い。
※打ちたい機種をやめてまでも「店の言い分」を聞こうとしている。
この場合、客は「自店」に価値を見出している。
②「新台の店内移動」は、「長期育成機種」より「新台」の信頼度の方が高い。
※打ちたい機種をやめてまでも「新台」を打つ。
この場合、客が価値を見出しているのは「新台」。
本来3番店は、「新台」で集客しようとするより、「長期育成機種」で集客しなければならず、
「長期育成機種」より「店自体」で集客しなければなりません。
理想は、「新台」<「長期育成機種」<「店自体」になります。
しかし、「特に入れても入れなくても良い機種」を導入してしまった場合はどうなるでしょうか。
上の「新台」<「長期育成機種」<「店自体」が、
「新台」>「店自体」>「長期育成機種」になります。
要は、「真逆」なわけです。
「真逆」なまま色々な施策を繰り出すとどのような結果が出るのか。
簡単です。
「プラス効果」を見込んだ施策が、ことごとく裏目に出ます。
「真逆の効果」が出るのですから当たり前です。
すべて上の「>」の関係から決定付けられます。
「頑張ることと、結果を出すことは違う」ということは、ここでも言えることです。
こうして、「長期育成機種はいつもガラガラで、新台がちょっとだけ稼動している店」が
出来上がります。
以前にも書いた通り、本体「新台客」は、「長期育成機種客」から生み出されなくてはなりません。
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話が逸れてきたので元に戻します。
さて、以前「イベント稼動を上げることは出来ない」と書きました。
要はイベント稼動とは、
①「下値支持線稼動数(イベント以外日の月最低稼動数)」
②「①+α要素」の合計なので、
結論としては、「下値支持線」を上げることが一番重要になります。
その辺りについては色々と書いてきましたので、ここでは②の「+α要素」について書いていきます。
そこに「イベントの測定要素」があります。
まず説明の前に書いておきたいのですが、
3番店店長はイベントを、
「イベントは一度開始したら、もはやそれまで。
そこからそのイベントの稼動を上げることは出来ない。」ことを認識すべきです。
言い換えれば、そのイベントが成功するかどうかは、
「イベント初日にすべて決まる。」という事です。
次回、「+α要素」について書いて行こうと思います。
今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/