今回はこういうお題でいきます。うーん、自分には確信があるんですが、
またbigbossmanが妄想を語っている、と思われる方もいると思います。
ですので、面倒な内容が嫌いな方はスルー推奨ですね。
まあ、なるべくわかりやすく書いていきたいと思います。
まず自由意志の説明から。自由意志とは「自分の行動は自分で決める」
という考え方です。さらに「自分の未来は自分で選び取っる」と考えてもよい。
そして、これと対立する考え方に決定論があります。
「未来はすでに決まっていて、人間の力では変えようがない」という考え方です。
よく例えとして使われるのは、ビリヤードですね。入力する力と角度を
計算してキューでボールを突けば、ボールの進路は予測できる。

実際には、地面の傾きや風などがあるんですが、それらを考慮しなければ、
未来のボールの動きは計算したとおりになる。つまり、現在の諸条件から考えて
未来はすでに決まっている、とするものです。決定論は運命論とも言います。
西洋哲学では、この2つは対立するものとして、長い歴史の中で議論されて
きました。さて、みなさんはこのどちらが正しいと思われるでしょうか?
自分はこれ、同じことを別の側面からみているだけではないかと思うんです。
どういうことかと言うと、例え話で説明したいと思います。ある人がいて、
前の日の夕食をあまりとることができなかった。だから、朝起きたときには
お腹が空いていた。その人は、毎朝、パターをぬったパンを2枚
食べることにしていたが、その日は3枚食べた。

そのために時間がかかってしまい。家を出るのがふだんよりも5分遅れた。
彼はあわてて、スピードを出して車を走らせたが、2つ目の交差点で、
青信号が赤に変わるギリギリで突っ込んだために事故にあってしまった。
このことを自由意志の側から見ると、彼がパンをふだんよりも1枚多く食べたのは
彼の自由意志ですよね。そして事故にあったのは自由意志の結果、
ということになります。これについて、決定論では、
彼が朝、パンを3枚食べたのは、前夜の夕食が少なかったからだ。そしてそのことが
原因で家を出るのが遅れ、事故にあってしまった。つまり事故にあったのは
前夜から決まっていた運命だったのだ、ということになります。

みなさん、これをどう思いますか?どちらも正しいと言うか、同じことを別の
側面からみただけのように感じないでしょうか。自分はそのように思います。
では、未来は決まっているのか? これについて、
自分は未来はすでにあるのではないかと考えています。つまりすでに完成している
映画のフィルムのように、未来はすでにできていて、変えようがない。
ブロック宇宙論というものがあります。
これはアインシュタインの相対性理論から導かれるもので、過去・現在・未来の
すべての瞬間が等しく実在する四次元時空の宇宙モデルであり、
時間の流れは主観的な感覚に過ぎないとする理論です。
『猿の惑星』

つまり未来はもうすでにある。これについては、証拠もあります。例えば、
飛行機で何周も地球をぐるぐると回ったとします。飛行機のスピードは
速いですから、それに乗っている人の時間は遅れます。
そして地上に降り立ったとき、そこはごくごくごくわずかですが、未来になって
いる。このことは確認されています。ウラシマ効果と呼ばれるものですね。
映画『猿の惑星』も、この考え方がメインアイデアでした。
つまり未来は現在と同時並行的に存在している。
ウラシマ効果

さて、こういうのはどうでしょう。地球に向かって。離れたところから光速に近い
速度で近づいてくる宇宙船があったとします。もしも相対論の影響を受けない
魔法の望遠鏡があったとして、その宇宙船の中を見れば、そこは未来になっている。
まあ、ブロック宇宙論が正しいのかは結論は出ていませんが、みなさんは
すでに完成した映画の中の登場人物であり、ストーリーはどうやっても
変えることはできないのかもしれないんですね。 では、今回はこのへんで。
あなたはすでに完成した映画の登場人物であり、未来はすでに決まっている?

