太師堂

 

恐山は、青森県むつ市田名部宇曽利山3−2にある火山地形で、
下北駅(JR大湊線)よりバスで約 45分、車で約 30分と
なっています。アクセスはあまりよくありませんが、昔の修行僧は

ここまで歩いてきたわけです。

日本3霊山の一つである(他は、比叡山、高野山など。人によって白山、

立山などいろいろ)。イタコで有名ですね。恐山には恐山菩提寺が

ありますが、ここでイタコを統括しているわけではありません。
時期になると、自主的に青森各地から集まってきたんです。

伝承では、最澄の弟子である慈覚大師慈円が、唐にいたとき、
「日本に帰国後、東に30日歩いたところに霊山があり、お前は
そこで地蔵堂を建てて仏教を広めよ」と言われたとされます。

 



ただ、このあたりのことは確実な資料があるわけでもなく、なんとも
言えません。恐山が知られるようのなったのは江戸時代のことで、
それ以前の記録はほとんど残ってないんです。また、有名になったのは
現代になってからなんですね。それ以前は地元民の
湯治場であったと考えられます。

八つの山に囲まれ、火山岩に覆われた地帯とカルデラ湖の風景は、
独特の異界的雰囲気に満ち、地獄のような光景もあれば、
美しく、極楽のような宇曽利湖の光景もあります。地獄と
極楽が隣り合わせになっているんです。

イタコは死者の口寄せをしますが、昔は、師匠の弟子となって
厳しい修行でした。水垢離や穀断ち(断食)などもありました。

自分も神降ろしを依頼したことがあります。
ただし、今では少なくなって、ほぼ途絶しています。

 

画像はクリックで拡大できます

 

 

 

 

恐山菩提寺

 

 

地蔵菩薩

 

 

素朴な恐山温泉 窓の外を会いたい死者が通るという

 

極楽のような宇曽利湖