今回はこういうお題でいきます。これはサービス付き高齢者住宅とは
違います。分譲ですから、基本的に買い取りになります。
自分の財産になるわけですね。ですから、売却・賃貸・相続、それに
改築なども自由にできます。

ただ、入居の条件として、自立した高齢者向けという条件が付帯
している場合が多く、寝たきりなどの要介護になると、
住み続けるのが難しくなります。その場合は、介護施設などに転居に
なることがあります。

購入費用は、ふつうのマンションと同じで、数千万円から数億になるでしょう。
ですから、富裕層向けなんですね。さらに、共同費や改築積み立て金、
サービス費用込みで月に10万~30万ほどになる場合もあります。

 



部屋ごとにボタンがついていて、何かあればすぐに連絡してレスキューを
求めることができます。バリアフリーの場合が多い。

基本的にはふつうのマンションなので、掃除や外出、ゴミ出しなどの

場合は相応の費用が取られます。

 



基本的な知識はこんなところでしょうか。ではまずはメリットから。
まず一番は豊かな生活が送れるということです。施設によっては
温泉がついていたり、フランス料理や中国料理のレストランが
ついていたりします。入居者向けの趣味のサークルも

充実していて、カラオケ、麻雀、囲碁将棋、水泳や吹き矢、音楽演奏の
サークルなどもあります。ですから、社交的な性格の方は
きっと充実した生活を送れると思います。ただしこれは、
後に述べるデメリットにもつながります。

 



そして見守りのサービスもあり、セキュリテイもしっかりしていて、
泥棒に入られることもなく、周囲には相談相手もたくさんいます。
ネットも完備で、生活はひじょうに便利です。

免許を返納していても、送り迎えのバスなどがあり、買い物、通院にも
便利です。電球の交換から、エアコン不調の修理など、頼めば
何でもやってくれます。こうして考えると便利なことばかりの
ようですが、じつはそうでもないんです。

一番のデメリットは、やはりお金がかかることですね。ほとんどの

サービスは外部業者に委託しての有料です。ですから、上に書いたように、
一人の年金の額では足りないほどの費用がかかる。

 



さらに、要介護になったときの心配もあります。大枚をはたいてマンションを
買ったはいいが、入居後すぐに脳梗塞などで倒れて、すぐに
出ていかなければならなくなるケースもあるんです。ですから、
自分の健康状態と相談して、何年住めるかを考えておいたほうがいいでしょう。

それと、入居者を悩ますのが人間関係です。そうしても大勢で住んでいると
派閥ができてしまいます。サークルなどに入れば特にそうです。
人間関係のトラブルで出ていかなければならなくなったケースもあるんです。

 



さらに、悩まされるのが噂ですね。マンション内の温泉を利用しているとして、
3日顔を見せなければ「入院したんじゃないか」。1週間顔を見せないと
「死んだんじゃないか」と言われてしまいます。これは覚悟しておいた
ほうがいいかもしれません。あとは、マンションの廊下を半裸で
うろつくような人もいたりします。

あとはお金の面です。やはり特殊なマンションですので、いざ売ろうと
思ってもすぐには売れないことが多い。ただこれは、そのマンションの
分譲会社が買い取ることに決まっている場合もあります。

それと、子どもに相続させる場合も、子どもがまだ現役世代であれば始末に
困ってしまうことがあります。自分が入るにはまだ早いし、
売ろうにも売れない、こうなることもあります。

だから相続放棄する人もいるほどです。

 



だいたいこんなところですね。自分が見聞したかぎり、充実した生活を
送っている人は本当に楽しそうですし、反面、合わない人は合わない。
また、たびごとにお金が取られるので資金面で続かない人もいます。

そういったことを考えると、情報収集が大切になってきますね。
マンションを見学させてもらって、よくよく考えたうえで決めるべきです。
まあこれは介護施設や、サービス付き高齢者住宅でもそうなんですが。
では、今回はこのへんで。