今回はこういうお題でいきます。SF的なお話ですね。さて、地球には
どうやって生命が生まれ、さらにその中から人類が誕生して文明を
築いていったのか? そこには宇宙人の関与があったとする説があります。
ただし、宇宙人関与説と一口に言っても、そのレベルはさまざまなんですね。
まずは生命発生に関する説です。太古の昔、地球には単細胞生命が
誕生しましたが、この元となったタネは宇宙から来たとする説。
たまたま隕石に付着していたというものもあれば、宇宙人が意図的に
生命のタネをばらまいたとするものもあります。そのうちの一つが
地球にたどり着いて生命の源になった。
パンスペルミア説

また、地球が液体の水や大気がある、生命の繁殖が可能だと見て、ねらって
打ち出したとする説もあります。さらには、宇宙人が地球に直接来て
生命のタネをばらまいていった・・・
この説は、映画の『プロメテウス』がそうですね。エンジニアと呼ばれる
宇宙人が、太古の地球の河川に身を投げ、その遺伝子がバラバラになって
溶け流れて、生命の元となった。
エンジニア自体は老いた種族で、すでに繁殖能力を失っていたが、
ディーコンの血を飲むことで、他の星に生命をばらまくことができ、
それは誇るべき行為であった・・・
『プロメテウス』

次、人類が猿から進化した当初に、宇宙人がやってきて文明を与えた
という説。『2001年宇宙の旅』がそうでした。
ある日、ヒトザルたちの前に黒い石板のような宇宙人が残した物体
モノリスが出現し、サルたちは驚きながらも恐る恐るそれに触れる。
やがて一体のヒトザルがモノリスの知能教育により、動物の骨を
道具・武器として使うことに目覚めた・・・
『2001年宇宙の旅』

次はもっと時代がたって、人類が文明を築き始めたころ、宇宙人が
やってきて、人類に超技術を授けたという説。代表的なものとして、
アゼルバイジャン出身のゼカリア・シッチンのものが有名です。
それによると、太陽系内に、長い楕円形軌道をした3600年周期の惑星
「ニビル」が存在し、そこから宇宙人が地球に飛来した。
これらの宇宙人は、古代シュメール人からアヌンナキと呼ばれており、
アヌンナキたちは45万年前に地球に到達し、鉱物資源、特に金を
探索するとともに、人類に高度な知識を授けて、それが文明の源になった。
ただ、この説にはさまざまな批判があります。
アヌンナキ

次が、スイスのSF作家エーリッヒ・フォン・デニケンの説。
彼は、地球外生命体あるいは古代宇宙飛行士が地球を訪問し、初期人類文化に
影響を与えたとし、エジプトのピラミッド、ストーンヘンジおよび
イースター島のモアイのような構造物、およびその時期の人工遺物は、
製作された時に存在していたと想定されるよりも高い技術的知識を表わす、
という説を展開しました。この説には支持者も多いものの、
宇宙人?(タッシリ・ナジェール遺跡)

古代人の持つ叡智を過小評価しているとする批判もあり、考古学学会などで
受け入れられることはありません。デニケンは来日もしており、
縄文時代の遮光器土偶を宇宙由来のものであると述べています。
さてさて、ということで宇宙人関与説についてみてきました。生命の発祥から
人類文明の創生に関するまで、さまざまな説がありますね。
みなさんはこれらをお信じになられるでしょうか? では、今回はこのへんで。
東北出土 遮光器土偶

