今回はこういうお題でいきます。まず田代峠ですが、山形県
最上郡最上町と宮城県加美郡加美町を結ぶ峠で、標高は550mと
あまり高くはありません。ここで1968年1月17日に自衛隊機の
墜落事故があり、墜落死した航空自衛隊松島基地所属の
F-86戦闘機のパイロット、紙西一等空尉の慰霊碑があります。
この機は航空自衛隊松島基地(宮城県)から訓練の為飛び立った
2機のF-86戦闘機のうちの1台であり、雪の中で捜索が行われ
ましたが、墜落地点には、左翼が外れた以外は殆ど無傷のF-86が、
雪上に鎮座していたんです。
機体には火災の痕跡もなく、周囲の木々でなぎ倒されているものは
わずかしかありませんでした。翌日、機体の前方で、パイロットの
紙西一等空尉が倒れているのが機体前方から発見されました。

捜索を指揮した自衛官が発見当時の印象を語っていますが、
「あたかも高速で飛んでいた機体に急に大きな停止の力が働き、
機はそのまま下に水平の姿勢のまま降下した様に見えた・・・」と
当時の異常な状況を語っています。
もともと田代峠付近ではUFOの目撃情報が多数あり、そのため
「自衛隊機はUFOと遭遇して撃墜されたのではないか」という噂が
ありました。ただし噂はあくまで噂でしかなく、
興味本位で語るべきものではないでしょう。紙西一等空尉の御冥福を
お祈りします。さらに、1978年8月、『婦人公論』誌に
「禁断の山に踏み込んで見たもの」
という手記が発表されました。その著者は高橋コウに
なっていますが、自分が調査した結果、その体験者は夫の
高橋邦安氏のようなんです。それは、じつに不可思議な内容でした。
秋水

作家の並木伸一郎氏の話を引用しておきます。
「山形県北東部、宮城県との県境にある田代峠周辺は、
UFOの目撃をはじめ不可解な航空機事故が多発、加えて旧日本軍の
秘密大洞窟までもが存在するという、東北最大の"超怪奇ゾーン"である。
筆者はこの秘密洞窟探しを、98年来ずっと続けている。
きっかけは、高橋邦安さん(故人)の「山菜をとりに田代峠の奥まで
侵入した際、緑色のガスに包まれて大洞窟に導かれた。磁石がグルグル回り、
その内壁には雑多な金属が張りつき、中に「金星発動機五十二型
昭和十九年三菱航空機株式会社」と刻まれたプレートがあった・・・」
という摩訶不思議な体験を知ったからだ。
調査の過程で、このプレートにリンクする情報を得た。
太平洋戦争末期、日本軍はナチス・ドイツのメッサーシュミツトを模した、
国産初のロケット戦闘機「秋水」を三菱重工によって開発させた。
並木伸一郎氏
秋水のエンジンは、日本飛行機の山形工場で作られていた。
完成5機、1号機はテスト飛行で大破。戦後、米軍によって完成3機が
没収された。注目すべきは残る1機の行方だ。この1機が今なお
日本のどこかに秘匿されているのだ。
かつて田代峠に日本軍が駐屯しており、
終戦間際、地下の秘密工場で戦闘機を製造していたという情報がある。
事実なら、三菱の金属プレートが張り付けられていた大洞窟は、
旧日本軍の秘密工場の入り口だった可能性が高い。
この洞窟(水路)ではないと思われます。

その先には広大な地下工場があり、密かに運ばれた幻のロケット戦闘機
「秋水」が秘匿されているとしたら、これはまさしく日本の
X-ファイルである」(作家 並木伸一郎)
田代峠付近には人工の用水トンネルはありますが、自然の洞窟は
見つかっていません。またこの地方には古くから山中のマヨイガの
伝説があり、それとの関連も指摘されているようです。
とにかく、調べれば調べるほど謎が深まる話なんです。ただまあ、
創作の可能性も、もしかしたらあるかもしれません。この件の
解釈については、みなさんご自身におまかせしたいと思います。
※ 未読の方は一読されてみてください。本当であればじつに興味深い内容です。


