キャプチャjjjjhhh

今回はこういうお題でいきます。UMAの話ですね。
オカルト界は残念ながら低調というか、いまいち世間様の話題になる
ことがないですが、その中でも特にUMA界は沈滞しています。
某巨大掲示板のスレも、一日数個の書き込みしかないんですよね。
低調な原因ははっきりしていて、「情報が途切れる」これにつきるでしょう。

ある国の海岸に不思議な生物遺体が漂着する。それは巨大で、
腐敗変形しているものの、既知のどんな生物とも似ていない。
地元民が撮影して動画共有サイトにアップし、政府機関の関係者が
遺体を摂取し、調査研究を確約する・・・このあたりまでで、
まず情報はストップしてしまい、続報が出ることはありません。

カナダ、オカナガン湖のオゴポゴとされる画像
キャプチャjje

現地語のサイトを見れば出てるのかもしれませんが、
そこまでは調べませんしねえ。この繰り返しがあまりに続いたために、
もうかなりのUMAフアンは気力を失いつつある現場なんです。
それと、これは幽霊やUFOもそうかもしれませんが、画像・動画の
加工ソフトが出回ったために、写真は有名なものの現物はどこにもないし、

かかわった関係者も存在しない、そういうのが氾濫しすぎてしまいました。
ですから、どんどん人気がなくなっていくのはわかるんですよね。
ネットのオカルトサイトなんかは、自分とこで取り上げたものについては、
わかる範囲でいいから追跡調査をしてほしいところですが、
まあ無理なんでしょうねえ。

イエティの足跡とされる画像、ますますヒグマ説が強くなっている
キャプチャjjjkl

この間、カナダ出身の人と話をしまして、住所がすぐ近くなので、
自分は勢い込んでオカナガン湖のオゴポゴ(巨大蛇のような怪物)
の話をしたんですが、ほぼ地元なのにその人は知らなかったんですね。
これにはかなりがっかりさせられました。パソコンでネットの
サイトを見せたら、「こんなものがあるとは」と驚いていました。

あと、UMA(Unidentified Mysterious Animal)は日本での造語なので
通じませんが、Cryptozoology(未知生物学)の語は通じましたね。
さて、10大UMAということで、世間に一番知られているのは
ネッシーでしょうか。ただ「外科医の写真」の撮影者が、
1993年、死の間際に、この写真がトリックであったと告白したため、
ここから一気に熱が冷めてしまった感があり、残念なことです。

リュウグウノツカイの巨大個体


ちなみに、豆知識として、あの石原慎太郎氏は若いころにネッシーの
存在を信じており、何度か捜索隊を組んでネス湖を調査してるんですよね。
第2位は獣人系としておきましょうか。これはヒマラヤのイエティ、
北米ロッキー山脈のビックフッド、東南アジアのものをひっくるめての
総称です。あとはネアンデルタール人など原人、猿人の生き残り。

日本にもヒバゴンというのがいましたね。しかしこれも、イエティに
関しては、ほぼヒグマであったという結論が出てしまいました。
そもそもイエティという現地語がヒグマを表すものだったようです。
これは、初期のヒマラヤ登山家にとって、活動資金の寄付を得るのが
重要であったため、喧伝されてしまったということが大きいようです。

有名なブロブ(グロブスター)画像
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第3位はシーサーペントとしましょう。大海蛇と訳されます。
ネッシーなどが太い胴体に細い首がついている首長竜体型と
考えられるのに対し、これは完全な蛇状のものを指します。
かなりの昔から、文献に記述されていますので、
これは今でもいると信じたいところです。

ただし、様々な誤認はあるでしょう。クジラ、サメ類には
上から見ると細長く見えるものは多いですし、オットセイなどの
海獣類が首をもたげているところが、船の甲板上から見て、
蜃気楼効果で長く伸びて見えたなんてこともあるんだと思います。

チュパカブラ 名前の響きが印象的です
キャプチャjjjj

あとはリュウグウノツカイなど細長い魚の誤認。余談ですが、
自分は150cm水槽で海水魚飼育をしています。前はサンゴも
飼っていたのでですが、お金がかかりすぎるのでやめて魚だけ。
夢としては、巨大水槽でリュウグウノツカイ、オウムガイ、
コウモリダコを泳がせることで、

オウムガイはできないことはないでしょうが、あとの2つは
深海種でまず無理でしょう。リュウグウノツカイにいたっては、
まだ生きているのを数日泳がせた記録はあるものの、
世界の水族館で長期飼育の実績もないんです。
4位以下は難しいですね。名前が知られているので、チュパカブラを

コウモリダコ
キャプチャ

4位にいれましょうか。ただ、自分的にはあまり興味はそそられません。
というのはチュパカブラには、エイリアン関与(異星人のペット)説とか、
軍事用実験動物(生物兵器)説があって、これがいまいちツマラナイ。
好みの問題かもしれませんが、UMAはできれば、
自然に存在する未確認種、新種であってほしいなあと。

5位、モンゴリアン・デス・ワームにしときましょう。
これ前にちょっと書いたんですが、自分は仕事で探索にゴビ砂漠に
行ったんですよ。今にも落ちそうな小型飛行機に乗せられた上に、
現地で熱射病になって入院し、死にそうになりました。

モンゴリアン・デス・ワーム


いや、あれは過酷な地です。もし何かそれらしいものがいるとしても、
熱せられることと、水分蒸発を防ぐには、大きな生物は
無理であろうということはわかりました。小さな毒蛇の
噂が誇張されて広まった程度のものなのかなあと思いますね。

6位、モケーレ・ムベンベ、アフリカのコンゴに生息する恐竜状生物。
日本の早稲田大学探検部の高野秀行氏が書いた本は面白く読みました。
7位はバランスを考えて、ビッグバード、サンダーバード系として
おきましょう。アリゾナに生息する巨大な鳥、あるいは古代翼竜の生き残り。

有名なサンダーバード画像 海外ではほぼ真相は明らかになっています
キャプチャvvv

8位、グロブスターまたはブロブと呼ばれる、海岸に漂着した巨大な肉塊。
実際はクジラの皮下脂肪や内蔵組織などであることが多いようです。
しかしクラゲやタコなんかも大きくなりますし、
これも可能性はありそうですよね。

9位、10位には日本のものを入れておきましょう。9位、ツチノコ、
10位、タキタロウ
でどうでしょう。矢口高雄氏のマンガ作品で
どちらも感銘を受け、タキタロウに関しては山形県鶴岡市(旧朝日村)の
大鳥池に何度か行き、釣り糸を垂れたこともあります。

巨大なイワナ類はいてもまったく不思議はないと思いますが、
2~3mまで成長するものかどうか。こうしてみると自分はやはり、
海系、魚系が好きですね。お金があれば漁船を買って、
1年くらい南の海でマグロを餌に巨大な鈎針をつけて、トローリングとか
してみたいです。では、今回はこのへんで。

タキタロウとされる画像