昨日は「霊を視る」という話を書いたので、今回は幽霊を見る方法
ということで雑談をしてみます。ネットで「幽霊を見る、霊を見る」
などで検索をかけると、実にいろいろと出てきます。例えば、
山に夜中行って暗闇でペットボトルの水をポタポタ音がでる
程度にたらしてると、かなりの確率で寄ってくる。
足音が近くまで来たら水の音を止めてしばらくじっとして、
気配が感じられなくなったら帰宅。
なるほど、水をたらすというのはけっこう効果があるかもしれません。
山の中でのテント泊は、異界効果もあるでしょうが、
普通の人には難しいかもしれませんね。それと、
山の中というのは、谷川岳などの遭難の多い特殊な場所を除けば、
華厳の滝
そこで亡くなった人というのは、都会の人口密集地よりはるかに
数が少ないと考えられます。まああたり前ですが、亡くなった人の
密度でいえば大病院でしょう。その点でどうなんでしょうね。
霊になると、好きこのんで山の中に入っていくんでしょうか。
それだと中世の隠者みたいです。
① 夜、一人になれる部屋に、椅子を2脚向かい合わせでセット。
② 片方に自分が座り、もう片方は空けておく。
③ 明かりを消してなるべく暗くする。
④ 無人の椅子に向かって話す。内容はなんでもok。怪談でも、
自分語りでも相談でも。なるべく先が聞きたくなるような話をする。
⑤ しばらく話し続けてふいに言葉が途切れて気がつくと…
⑥ いる。
有名な心霊写真
これは、けっこう効果がありそうです。他の誰かがいることを想定して
話しかける、というのは、霊うんぬんは抜きにしても心理学的な
暗示効果があります。霊というより、自分の意識を分裂させるんです。
さらに対面に椅子を置くことで、集中力はさらに高まるでしょうが、
少々危険な気がします。最後に紹介する自分のお薦めの方法
というのも、これに似ているんですが。
神社の木の葉でマブタをこすると霊が見える。
神社にはえている木の葉で瞼をこすると、霊感がある人には幽霊が見える。
そんな噂が学校で流行った。僕等の学校はすぐ隣が神社だったので、
放課後 神社に集まり、中でも「しめ縄」で、ぐるぐる巻きになっている
木によじ登って、早速試してみた。
面白いですね。自分が書く怖い話にも使えそうです。
昔の狐狸が出てくる伝承とも通じるところがあるようです。
ただ、神社の木の葉から霊力を借りる、と考えれば、
これと類似の方法は他にもたくさんあるでしょう。
地縛霊?
昔は仏教説話の一種として、お寺で毎日お経を聞いていた文物が、
長年のうちに不思議な力を持つようになる、といった話はよく見られます。
神社の御神木の場合は、神の霊気を浴びたためか、もともと
樹木そのものに力があるのか、解釈が分かれるところですが。
暗い部屋に天井から磁石をつるします。
それをじーっと見つめます。これをくり返しているうちに、磁石のまわりに
なんかオーラ?的なものがみえたらOK。それをくり返しているうち、
人のまわりにもオーラみたいなのが見えてくるはずです。
えー、これは『地獄先生ぬーべー』で出てきたのかな。磁石は
いつまでも消えない力を持っているので、物理的に不思議な感じがするし、
オーラ、キルリアン写真のような生体からのコロナ放電のようなものも
同様ですね。疑似科学と心霊が結びつくことはよくあります。
穴が2つ並んでると目に思える
ぬいぐるみに名前をつけ、詰め物を全て出して、かわりに米と
自分の爪を入れて縫い合わせる。あまった糸は、ある程度ぬいぐるみに
巻きつけて結ぶ。中に入れる米はぬいぐるみの内臓を、赤い糸は血管を
表しているともいう。隠れ場所を決めておき、そこに塩水を用意しておく。
午前3時になったら以下の順に行動する。
(以下、自分の名前を〇〇、ぬいぐるみの名前を△△とする)
ぬいぐるみに対して「最初の鬼は〇〇だから」と3回言い、浴室に行き、
水を張った風呂桶にぬいぐるみを入れる。
家中の照明を全て消してテレビだけつけ、目をつむって10秒数える。
刃物を持って風呂場に行き、「△△見つけた」と言って刺す。
「次は△△が鬼だから」と言い、自分は塩水のある隠れ場所に隠れる。
塩水を少し口に含んでから出て、ぬいぐるみを探して、コップの残りの塩水、
口に含んだ塩水の順にかけ、「私の勝ち」と3回宣言して終了となる。
Wikiより
これは「ひとりかくれんぼ」と言われる方法で、都市伝説的な形で
有名になりました。霊に限らず、不可思議なことが起きると言われます。
こういう類のものは、準備に手間をかけることが重要です。
ある程度面倒なほうが、自己暗示が高まるんですね。
昔の魔法なんかでも、「ヒキガエルの血、コウモリの羽」とか、
手に入れにくい材料を使うものが多いんですが、これは苦労を重ねることで、
暗示効果を高めているわけです。もちろん、魔法を実行させにくくするため、
わざと入手困難なものを並べている、という面もあります。
そこに「ドラゴンの鱗」とか入っていれば、 実行は不可能になります。
あと、「ひとりかくれんぼ」の場合は、人形をむごく扱うことで、
自分の心の中に罪悪感やサディスティックな気持ちが生まれる
ということもあるんでしょう。
最後に、自分がお薦めするとっておきの方法を。これは西洋の
有名な心理学教授の用いる方法に、少し改変を加えたものです。
自分はイスに座り、その前に姿見を、イスに座った自分から見える高さに
調節して置く。部屋を暗くし、イスと姿見の中間の下の床に
スタンドライトを置き、光を上に向けて照らすようにする。
姿見の前に台(衣装ケースとかなんでもよい)を置き、
その上にさまざまな色と種類の衣服を乱雑に積み上げておく(最重要)。
ただし衣類で鏡が見えなくなってはいけません。もし特定の故人と
会いたいのであれば、衣類の中に故人の持ち物を入れておく。
そして鏡をじっと見つめる(故人に会いたい場合は語りかける)。
これで、かなりの確率で不思議な現象が起きます。
といっても、変成意識状態になった自分に自分で見せる幻覚?
なのかもしれませんが。もし実行される場合は、
くれぐれも「自己責任」でお願いしますね。