えーと何から書き始めればいいのか。とにかくこれは

完全な実話であることをご承知ください。
今日の午後、共同事務所にある自分のノートPCが
クラッシュしてしまったんです。
それも今まで見たことのない症状で、
ウインドウズエクスプローラーの画面がホワイトアウトして、
下のタスクバーなども全部消え、ただマウスのカーソルだけ
残ってるという状態でした。(カーソルはなぜか自由に動く)
再起動しても、システムの回復を使ってもダメで、
さらに初期化してもダメという。部屋に持ち帰り、
完全再インストールしてなんとか今やっと復旧したところです。

外国のエロサイトでも見てて、
ウイルスを食らったんだろうと思われるかもしれませんが、
外国のエロサイトを見る見ないはともかく、
セキュリティはかなり厳重にしてますし、
どうもウイルスやマルウエアの症状とは違う感じがします。
データのほうはバックアップを取っていたので、
壊滅ということにならなかったのが幸いです。
しかしFIREFOXとかセキュリティソフトは、
またダウンロードからになってしまい、実に面倒くさいです。

よく実話怪談作家の方々は、話の収集によって
霊障を受ける、と書かれます。体調が悪くなったり、
身近におかしな出来事が起きたりということですが、
よくあるのが、ファイルなどが消えた、開けなくなった
というものです。自分の場合は、取材しての実話怪談ではなく、
2、3の例外をのぞいて自分の創作ですので、
話を書いていてそういうことが起きることはありませんでした。
まあそれはそうですよね、そんなのが頻繁にあるとしたら、
安心してオカルトホラーなどできないですから。

ところがもう一つ、自分にはオカルト系の画像を
収集する趣味があって、こちらのほうでは、いじっていると
PCの不具合が起きることがあります。特に昔の欧米の
心霊写真がよくないですね。じつは今回のクラッシュも
その中の特定の画像ファイルを見ていたときなんです。
このファイルが問題を起こしたのは実にこれが3回目です。

偶然の重なりとするのが賢い考えかもしれませんが、
どうしても何かあると思ってしまいますよね。
で、不思議なのは、これらのファイルはもちろん、
ネットからダウンロードしたデジタル画像で、
昔の写真術で現像された紙焼きの原本ではないということです。
外国のホームページを訪問すればいつでも見られ、
コピーにコピーを重ねられて、ネット上には
いくつも存在しているはずです。

とすれば、自分と同じようにこのファイルを保存した人には
PCの不具合や、おかしな出来事が降りかかっているんでしょうか。
もしそうだとしたら『リング』みたいな話になってしまいますね。
えー1回目の不具合は、これをメールに添付して送ったのに、
相手から画像が入ってなかったというクレームが来たことです。
まあしかし、これは自分か相手の単純ミスであるかもしれませんし、

送り直したら普通に届いたので、特に気に留めることも
ありませんでした。2回目は、この画像を旅行先の
温泉旅館にいる仕事仲間に携帯で送ったときです。
このときも確かに送ったはずなのに画像が消えてしまいました。
そう返信が来たのがわかったのが翌日で、
これも送り直したら届いたのですが、
後に、その晩、友人が変なものを見たと言ったのです。

温泉は箱根の旅館で、そこから自分に連絡して画像を送らせた。
ところがフォルダが空だったので「役にたたんやつだ」
とか思いながら、露天風呂に行った帰り、旅館の竹垣の上に、
薄ぼんやりと白く光る千手観音のようなものがいた、って言うんです。
これは自分をびびらせるための嘘なのかもしれませんが、
その画像は千手観音に少し似てなくもないんですね。
確かに自分らの仲間はイタズラ、冗談好きが多いんですけど、
このときはあんまりふざけてる様子はなかったです。
で、今回のクラッシュ、なんだか嫌な感じがします。
また壊れたりしないでくれるといいんですが・・・

で、その画像というのは、こっからは読まれる方に
迷惑がかかるといけないので、少しぼかして書きますが、
アメリカでの20世紀初頭の降霊会のものです。
観客の前で、舞台の女性霊媒師が女性の霊を呼び出したの、
を赤外線写真で撮ったものと言えば、わかる方はわかる
かもしれません。一般的にはフェイクと言われることが
多いですし、自分もそう思っていました。
今でもその考えは変わらないんですが、こう続くと・・・ねえ。
ということで、初めは画像を載せようかとも考えていたんですが、
やめることにしました。中途半端な内容ですみません。
bigbossman