今回はこういうお題でいきます。うーん、オカルト的にも
科学的にも書くことができますが、どっちにいきましょうか。
オカルトのほうの内容が、さすがに荒唐無稽なので、やはり
オカルトに入れておいたほうがいいでしょう。

さて、中国が月に送った探査機、嫦娥4号は月の裏側の
南極エイトケン盆地にあるフォン・カルマン・クレーターに
着陸し、探査車、玉兎2号を走らせました。そこで
得られたのが下の画像です。立方体のような画像が写り、
「月の小屋」などと呼ばれました。

月の小屋とされた画像
キャプチャxxxc

ただこれねえ、今のカメラでは、小さいものはドットが
強調されるためにこんなふうに写りますよね。
ですから、ただの岩だろうという意見が多かったんですが、
UFO業界はちょっと盛り上がりました。中国も興味を持った
ようで、急いで接近して撮影したのが次の画像。

やはり岩としか言いようがないんですが、ちょっとウサギに
見えないこともないという意見もあるようで、
また、ここからもいろんな話題が出てくるでしょう。
以前も書きましたが、UFO業界では、その真偽はともかく、
話題になることが重要なんです。

構造物に接近した画像
キャプチャ

さて、みなさんは「月のモナリザ」というオカルト話を
ご存知でしょうか。日本では、月のかぐや姫とも呼ばれます。
自分が子どもの頃にオカルト雑誌で見た記憶があるので、
かなり古くからある話です。

さて、アメリカのアポロ計画は、1961年から1972年に
かけて実施され、全6回の有人月面着陸に成功しています。
最終が、1972年のアポロ17号ですね。当初の計画では、
20号まで行われる予定でしたが、予算の関係もあり、
当初の目的は達成したとみなされて中断。

玉兎2号
キャプチャvvbbnn

さて、ここからは荒唐無稽な内容になります。元NASA職員
というふれこみの、ウィリアム·ラトリッジという人物が、
アポロ計画について驚くべきことを暴露しました。
ここからはうろ覚えですので、間違いがあるかもしれません。

たしかアポロ15号が、月の裏に巨大な構造物を発見。 
またその後、17号の宇宙飛行士2人がクレーターの中に
宇宙船らしきものを発見、一人が「これを写真に撮るのか?」
と叫んだとされます。その後、19号は失敗(だったかな)。
20号のとき、宇宙船内部の調査に成功します。

月の表と裏


このウィリアム·ラトリッジが計画にかかわったのが18~
20号で、20号で調査された宇宙船は、長さ3.3km、
高さ0.5km。内部で女性の遺体(ミイラ)を発見。
また、女性は2人で、一人は生きていたとする説もあります。
宇宙船の年代は150万年前からそこに存在。

調査されたミイラは、身長165cm、女性器、体毛があり、
指が6本、鼻穴がなく、顔は東洋系を思わせるツリ目をしていた
・・・みなさんはどう思われますでしょうか。まず、最大の
問題点は、アポロ計画は世紀の事業だったので、世界中から
注目されていたことです。もしも18~20号の

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打ち上げと月面着陸があったとしたら、隠しようがありません。
世界中の天文台やアマチュア天文家が日々観測している
わけですから。ですから、この話は最初からフェイクとしか
言いようがないんですが、それなりにロマンはあります。
金儲けしたのも、基本的にこのラトリッジだけでしょうしね。

さて、ここで真面目な話に戻って、「月の二分性」という
言葉があります。月は、おそらく潮汐効果で、ずっと同じ面を
地球に向け続けています。つまり人類は月の裏を見たことが
なかった。で、衛星写真によって月の裏の様子がわかると、
表側とはまるで違っている。



画像を見ればおわかりと思いますが、月の表の海の比率は
約30%なのに対して、裏側はわずかに2%でしかありません。
これ、不思議ですよねえ。また、また裏側は表側より標高が高く、
地殻が厚くなっていて、鉱物の組成もかなり違っています。

この理由は一つではないんでしょうが、おそらく、表側が
地球とつねに向き合っていたことが関係しているんだろうと
思われます。以前の記事「月の裏の話」には、もう少し
詳しく書いていますので、興味を持たれた方はそちらを
参照されてください。

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さてさて、ということで、月のモナリザについてみてきました。
発見された2体のうち、一人は蘇生して地球に来ている
という話もあります。うーん、150万年前のものが
いくら宇宙人と言っても蘇生できるものでしょうか。

この後、嫦娥4号は月の裏側から岩石等のサンプルを採集して
地球に持ち帰る予定で、もしかしたら氷もあるかもしれません。
それらからはいろいろなことがわかると思われます。
期待しましょう。では、今回はこのへんで。

キャプチャ