天城流湯治法の親和性 | 琉球ドラゴンアート

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私が天城流湯治法指導者育成コースを
受けたのは2012年2月でした

もう5年以上が経ったんですね、、、

2泊3日の初日で教わった資料に
天城流湯治法の活用法があります


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他の流儀を否定する健康法が多い中
天城流湯治法は親和性を大切にしていました

しんわ‐せい【親和性】の意味
ある物質が他の物質と容易に結合する性質や傾向。
染色色素が特定の生体組織に結合しやすい傾向や、
細菌・ウイルスが特定の細胞や臓器で増殖しやすい傾向など。
goo国語辞書より

天城流湯治法では「もみほぐし」や
「ストレッチ」を推奨していませんが
足揉みやタイ古式マッサージなど
一見相反した流儀とも親和性があり
天城流湯治法を取り入れることで
人気セラピストとなった方が沢山います

また似てはいるが別の健康法
"腱引き"の名で知られる筋整流法
からも副代表の塚本先生を始め
多くの方が学んでいます

また天城流を学んだ方が
筋整流法を学びに行くなど
健康の和が広がる交流が起きています

私が驚いたのは、操体法の大家
仙台の今先生が天城流湯治法を学び
お弟子さんにも薦めていることでした

違いを尊重し補い合うことで
新しい何かが生まれて行くことを
感じて喜びと感動が湧いてきます

かつては、他の流儀の方が
天城流湯治法を学んだら
破門されてしまったという
悲しい事件があり
天城流湯治法創始者の錬堂先生は
その流派の代表に会って話をする為に
台湾まで飛んで行ったこともありました

健康を志す同志であるもの達が
争い合っていては愛と平和を
伝えながら人を殺してきた
宗教戦争のような望ましくない
未来につながる気がします

天城流湯治法は「からだ会議」や
格闘家の身体調整研究会「KAIZO」
で流儀を超えた交流をすることで
健康法の発展を進めています

そして私が天城流湯治法で気に入ってる
ところは「適当でも効く」ことです

私は天城流湯治法指導者になって
最初にやったグループワークは
自分の親を含む高齢者たちにでした

60代〜80近い方にお伝えしましたが
なかなか伝えた通りにはいきません

骨から筋肉を引き離すように
伝えても、もんでいたり
場所や方向が違っていたりします

正確さを追求すると1つか2つくらいしか
お伝え出来ないと思いました

しかし、効果という見方をすると
多少間違っていても効くのが天城流

ならば20点主義で広めていこう
と思いました

WSをやってみてわかったのは
多くの方が「間違ってたらどうしよう」
と思い恐れて身体に触れられないことでした

まずはやってみる!
それで効果があればOK

まずはやってみる習慣付け
やってみて疑問が出た時に
答えると、すっと覚えてくれる

5年間、私はこのやり方で
お伝えしてきました

それが良かったのか
普通の主婦からセラピスト
フィットネスインストラクターなど
様々な分野の方達が天城流指導者と
なってくださいました

中には70代後半の方もいて
「身体のことなんか何も知らないし
   おばあさんでも大丈夫かなあ」
なんて相談もありました

「俺が出逢った頃の錬堂先生は
    筋肉の名前とか知らないままに
    やっていたくらいだから大丈夫」
と伝えました

参加してきた感想は
「とにかく楽しかった!
    おばあさんだから
    教わったことは右から左に
    抜けて行っちゃうけど
    行って本当に良かった」
と嬉しい報告でした

私はおかげさまで全国で施術や
WSをやらせていただいてますが
知識も無いし、天才でも達人でも
ありません

それでもやっていけるのが
天城流湯治法の良いところだと
思っています

そして天城流湯治法を学んだ
ばかりの頃から変わってない想いがあります






天城流指導者は世界中で
1300名を
超える規模になりました

色んな方達が同時多発的に
広めて行くことで健康の和が
広がって行ったらいいなあと
凡人の私は思っています

天城流湯治法指導者育成コースでは
最後にこんな一文が出て来ます


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名を残すより
実を残す生き方

天城流湯治法創始者
杉本錬堂先生の想い、、、

感動です(^人^)