シーピープラス<CP+>2017(その10) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

2月下旬にパシフィコ横浜で開催されたシーピープラス2017にて。
高橋舞衣さん=Panasonicブース。





日本を代表する総合家電メーカーのパナソニックさんが力を入れているのが、
フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4K」撮影ができるハイエンドデジカメ。
その動画機能を使って決定的瞬間を800万画素の静止画に切り出す「4Kフォト」が、
アマチュアからプロまで幅広いユーザーの支持を獲得してシェアを伸ばしています。
スマホのカメラ機能が充実した結果、写真を撮って楽しむ需要は右肩上がりな一方、
カメラメーカーが得意にして来たコンパクトデジカメのシェアが大幅に落ち込む中、
最新テクノロジーを組み込んだハイエンド機が同社のカメラ事業を左右しそうです。



今回の出展では、4K動画機能を使って新たに提唱する「6K PHOTO」についても紹介。
それを実現した最新ハイエンドモデル「LUMIX GH5」を大きく採り上げた構成でした。
(発売は3月下旬予定でしたが、本格的な撮影環境でいち早く試せる機会でした)
タッチ&トライコーナーの横には「GH5」に関する技術説明や内部パーツが展示されて、
「空間認識AF」や「Dual I.S.2」といった同カメラに搭載されたテクノロジーを詳しく解説。
様々な試写用被写体も用意して「GH5」に掛ける意気込みが伝わって来る内容でした。




出展ブースは、大規模な出展スペース全体が広々と見渡せる開放的な空間構成。
ブースの外周に沿って、細めのトラス(金属製の支柱)でシンプルに枠取りを組んで、
メイン通路からブース全体をパッと見た時に、空間を遮る要素を極力減らしています。



ブースのど真ん中に、女性モデルさん達が被写体として立つ体験コーナーを展開。
カメラの実機がタッチ&トライ用を兼ねて体験コーナーの周囲に展示されると同時に、
「LUMIX」シリーズや交換レンズのラインナップ、技術の紹介等をバランス良く配置。
全体を見渡すと、大手カメラメーカーのオーソドックスな出展構成の見本的な展開で、
過去数年の出展風景に相通じた雰囲気が、パナソニックさんらしさとも言えそうです。
モデルさん達が立つステージは写真がきれいに撮れるように照明をふんだんに使い、
ステージを中心に、ブースが明るく浮かび上がるような演出効果にもなっていました。




女性モデルさん達がステージで被写体役を務めるタッチ&トライは昨年同様ながら、
昨年まで行われた、MCさんの進行を交えたプレゼンテーションは無くなっていました。
その分、女性モデルさん達がローテーションを交えながらほぼ終日ステージに立って、
タッチ&トライの待機列も、他社ブースに比べると若干緩やかだったと記憶しています。
モデルさんは高橋さんを含めて4名で、いずれもポートレートモデルさんらしいコーデ。
頭上のバルーン装飾を背景に撮らせて頂くと、何となくスタジオ撮影っぽい雰囲気で、
ポートレート撮影の雰囲気に触れてみたい来場者達にとって絶好の機会になった筈。