東京オートサロン2017(その16) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

1月上旬に幕張メッセで開催された東京オートサロン2017にて。
藤白レイミさん=日野自動車ブース。





ヨーロッパと並んで大型商用車を得意とする日本を代表するメーカーであり、
国内のトラック・バス製造における最大手と自他共に認める日野自動車さん。
同社はトヨタ自動車の連結子会社でトヨタグループ16社のうちの一つであり、
「HINO」プランドのもとにトヨタグループのトラック・バス部門を担っています。
TOYOTAプランドでは「ランドクルーザー」「トヨエース」等を受託生産していて、

トヨタの生産方式をトラック・バス事業に最適化した生産体制を敷いています。
2007年に国内向けを上回った海外向け販売台数が、現在は7割以上に拡大。
経済のグローバル化の波が同社にとって強力な追い風になっているようです。



今回の出展コンセプトは「COOL TRANSPORTATION(運ぶをクールに)」。
世界中の人々の日々の生活を支える物流をトラックが支えている事をテーマに、
ブース全体に「街」をイメージしたデザインを施し、生活の中にある「運ぶ」を提案。
(物流のイメージをブース内をスマートに移動するLEDの光で表現していました)
今回は「COOL TRANSPORTATION」を具現化した3台のカスタマイズ車両を展示。



「フュージョン・カスタムトラック」(日野「プロフィア」カーゴ)は
落ち着いた車体色で逞しさと信頼感を、アクセントの赤で都市の活気を表現。



「フレンドリー・カーゴ」(日野「デュトロハイブリッド」カーゴ)は、
軽快でやさしいフレンドリーグリーンと、強くきらめく情熱のレッドを配して、
充実した安全装備で、人と街に幸せを運ぶトラックをイメージ。



「ジョイフル ・ダンプ」(日野「デュトロ」ダンプ)は、
逞しく輝くプライドレッドと爽やかな空をイメージしたフレッシュブルーで、
安全な力強さと優しさとの融合を表現していたようです。




モーターショーよりはコンパクトですが、その規模を活かしたブース構成。
頭上の屋根部分をしっかり造り込んで、ブースのボリューム感が伝わって来ます。
コンセプトである「COOL」なイメージを黒と白のシンプルな配色で表現していて、
カチッとした構造とメリハリのある配色は、まさにクールな都会というイメージ。



トラックメーカーさんの場合、展示車両をステージに使える事が大きなメリット。
(屋外イベント等で、ステージ専用トラックを目にする機会も多いと思います)
最も大型の「プロフィア」をブースの最奥に置いて、その荷台をイベントステージに。
荷台の背景に、高層ビルがそびえ立つ都会の光景が舞台の書き割り風に描かれて、
来場者達がここに上がって、コンパニオンさん達と共に記念撮影できるサービスも。



一方、ブースの左右には荷台に風船や贈り物の箱を大量に積んだ2台の展示車両。
現実の運送シーンで目にするのは産業資材や段ボール箱を積み込んだ光景ですが、
今回は、それらを「運ぶ」事によって日々の生活にもたらされる豊かさを表現していて、
ブースのデザイン・構成が或る意味で演劇的な物語性を帯びているのが伝わる筈。




コンパニオンさん達のユニフォームは出展コンセプトを踏まえたイメージで、
今回の藤白さん達は、ブースのイメージに合わせた黒ベースのクールなデザイン。
(昨年のミツバチを模したユニフォーム→こちら から一新されて、ビックリ)
全てを黒にせず、アクセントとして襟やウェスト部分に白や赤を加えていました。
構図の背景にカラフルな展示車両が入る立ち位置なのでユニフォーム姿が際立ち、
藤白さんご本人が明るい雰囲気の女性なので、良い意味で冷たさが和らいだ感じ。
普段は舞台のお仕事をメインにされているようなので、レアな記録になりました。



最終日の終了時に行われたグランドフィナーレの様子も残せたので、動画でUP。
「Workinglamorous」をテーマにパフォーマンスを披露していたダンサーさん達と、
このタイミングで全員揃ったコンパニオンさん達をまとめてお見掛けできました。