東京ゲームショウ2016(その81) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
ヴァネッサ・パンさん=xeen(ジーン)ブース。





東京ゲームショウに足を運ぶ楽しみの一つが未見の出展社さんに出会う事。
ドッグイヤーの業界に相応しく、新たなゲームベンチャーが次々に生まれて、
出展規模はコンパクトながらインパクト大の出展風景を楽しむ事ができます。
大阪に本社を構えて創業10年を迎えたxeenさんは既に業界では中堅かもですが、
少なくとも自分は過去のゲームショウでお見掛けした記憶が無かった一社です。
創業当初はアーケードゲーム中心に開発を手掛け、その後、徐々に業容を拡大。
現在はコンシューマゲームやスマートフォンと多彩なプラットフォームに対応。
ユニークなのが、AR・VR等の技術を活かして観光地の歴史を楽しめるサービス。
旅行関連は仮想現実と親和性が高いカテゴリーで、今後の成長も望めそうです。



今回の出展は新作「マジガーーーーール!!!(マジガール)」に特化した内容。
 いわゆる“撃ち下ろし方式”の「学園シューティングRPG」と紹介されていて、
「強く、優しく、本気(マジ)になれ!」と謳った「燃え×萌えバトルSTG!!」。
(ちなみに、正式タイトルの覚え方は「ー(棒)5つに!(ビックリ)3つ」との事)
学園の女の子達(豪華声優陣が声を担当)がド派手なバトルを繰り広げながら、
プレイヤーは「まったり学園モード」で女の子達との時間を楽しめる!との事。
学園内の教室の雰囲気を感じさせるユニークなブースで試遊できるのに加えて、
試遊した来場者にはゲームショウ限定オリジナルクリアファイルをプレゼント。
ゲームの内容と同じく、まったりと過ごせる穴場的なブースだったようです。




おそらく2小間のコンパクトなブース内を、舞台となる学園の教室として表現。
黒板や机・椅子といった学校用品は、イベント品レンタル会社が常備していて、
(それ以外にも、運動会や学芸会等で使う装飾用品まで幅広く扱っています)
映画やアニメ等のエンタメコンテンツのPRブースで、頻繁に活用されています。



黒板に描かれた落書き(のようなメッセージ)がそのまま装飾として効果的で、
パッと見ただけで、学園モノのゲームである事が感覚的に伝わる出展風景です。
ブース側面や頭上に掲げた「マジガーーーーール!!!」の大型イラストに加えて、
キャラ達の等身大POPが通路沿いを飾り、正に「マジガーーーーール!!!」一色。
一つの作品に絞ったブース展開はコミケの企業エリア等でよく目にする光景で、
何となく、ここだけがコミケにタイムスリップしたような不思議な空間でした。




「マジガーーーーール!!!」で繰り広げられるストーリーは、こんな感じ。


突如として出現した異世界からの敵「魔獣」により世界が破壊され始める。
魔獣に対抗できる力を持つのは、「マジガール」と呼ばれる少女たちだけ。
先生として、司令官として、世界を救うためにあなたが選ばれた!


プレイヤーがリーダーシップを執って美少女キャラ達と共に戦う内容からは、
単なるスマホゲームに留まらない広義の美少女コンテンツである事が分かります。
xeenさんとしてもアニメ化やグッズ等のマーチャンダイジングを想定している筈。
当然ながら主要キャラ達それぞれの設定が性格や環境を含めて明確化されていて、
例えば、ヴァネッサさんが扮していたメインヒロインは、こんな感じ。



「立花紗里衣 (たちばな さりい)」(CV:内田真礼)


学園理事長の孫で生徒代表を務める。
プライドが高く、他人に弱みを見せたがらない性格。
かつての平和な学園を取り戻す為、皆を積極的に牽引しようとするが、
見た目のせいで可愛がられてしまうことが最近の悩み。
武器は、リボルバー。


学園モノのJKキャラは制服のデザインでイメージや雰囲気が大きく異なりますが、
「マジガーーーーール!!!」の場合は、比較的オーソドックスなアニメ的デザイン。
その分、ブロンドのツインテールを含む「紗里衣」自身の個性が際立って見えて、
ヴァネッサさんもウィッグやカラコン等で「紗里衣」らしさを表現していました。
お約束のキメポーズであるリボルバーを構えた姿も撮らせて頂いて感謝!でした。