東京ゲームショウ2016(その145) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
高梨 夢さん=MSI/SteelSeriesブース。





MSIさんは1980年代にソニー台湾の元技術者たちが設立したPC関連メーカー。
マザーボード、ビデオカード等において世界有数の製造メーカーとして知られ、
それらに加えて、比較的安価なPC・タブレット等でも存在感を発揮しています。
また、車載用コンピューターやカーナビ等、カーエレクトロニクス分野にも進出。
全ゆるモノ・コトがインターネットで繋がる「IoT」に向けた多角化を進めています。
ゲームショウではデンマークのデバイスメーカーSteelSeries社さんと合同出展。
e-Sports等、本格的にゲームを楽しめる最強の環境作りを提案していたようです。



MSIさんからは、ハイエンドPC・ゲーミングラップトップ・グラフィックカード等を、
SteelSeriesさんからは最新ゲーミングデバイスの数々を体験する事ができました。
(SteelSeriesさんイチオシのヘッドセットを体験できるリスニングルームも設置)
加えて、同じ台湾のHTCさんが開発したVRヘッドセット「Vine」を使ったイベントや、
ブース内でミニスタンプラリーや公式Twitterのフォロワー向けにくじ引き等も実施。
知る人ぞ知るPC・デバイス系企業にとってブランド認知を高める絶好の機会の筈で、
競合の出展も多かった今回のゲームショウに掛ける意気込みが伝わって来ました。




派手なゲームビジュアルで装飾できる大手ゲームメーカーの出展ブースと異なり、
PC・デバイスメーカーのブースは良くも悪くも或る種の無機質感が濃厚に漂います。
それがe-Sportsの硬派なイメージと相乗効果を生んでクールな雰囲気の出展風景。
今回のMSI/SteelSeriesさんブースを見ると、それが端的に表れているのが伝わる筈。



競合するALIENWARE(デル)さんやインテルさんのブースに比べると控えめながら、
背景を大きく造り込む事で、ブランド訴求を含めてインパクトのある出展風景です。
何よりも目を惹くのが、二つのブランドをこれでもか!と訴求した黒一色の壁面で、
ブランド名の浸透は説明よりも感覚に負う部分が大である事がよく分かる光景かも。
それ以外のスペースはフラットなままで、そこにタッチ&トライの製品展示台を配置。
いわゆる出展ブースというよりも大規模なタッチ&トライスペースというイメージで、
基本的にはデルさんやインテルさん等、競合他社と同じ方法論で構成されています。
こちらのブースの基調色になっている黒は、PC・デバイスメーカーが好んで使う色で、
今回はデルさんとインテルさんが白を多用していた事で、逆に差別化できていた感じ。
いずれにせよ、いかにも!という雰囲気のブースに手堅く仕上がっていたようです。




高梨さん達のユニフォームも、クールな黒を多用した上下セパレートスタイル。
黒と相性が良い赤をアクセント的に加える事でスタイリッシュ感が増して見えます。
足元のアイテムでイメージが大きく変わりますが、今回はニーハイのロングブーツで、
ちょっとボンデージっぽさも感じさせるエンタメ系のカッコ良いユニフォーム姿です。
(同じ黒を多用したデルさんのユニフォーム→こちら との違いも興味深いところ)
昨年の東京モーターショーでの高梨さんはバイクカジュアルなコーデ(→こちら )で、
その時の記憶が未だに残っていた自分にとって、クールな変身振りが眼福!でした。


*現在、お名前が変わっているようですが、TGS時点でのお名前でUPしました。