東京ゲームショウ2016(その124) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
AIさん=DMMゲームズブース。





「DMMゲームズ」は(株)DMM.comさんが手掛けているゲームサービスブランド。
(子会社化せず、あくまでDMM.comのサービスとして提供しているようです)
事業領域が多岐に渡る同社は何となく掴みどころの無いイメージがありますが、
同社のECサイト「DMM.com」で様々なサービスを提供する広義の商社という印象。
主な事業を並べてみると…


★DVDやCDの通販・レンタル、動画配信(AKB48グループを手掛けた事で有名)
★生活全般に渡る各種レンタル(ファッション・生活用品・高級車やバイク 等)
★FX事業・英会話事業・3Dプリント事業・太陽光発電事業・公営ギャンブル事業
★社会支援や福祉活動を目的にしたオークション事業 等々


CM等を通じて馴染みが深いのは、エンタメソフト関連とFXという感じでしょうか。

「DMM.com」で築いて来たネットインフラはオンラインゲーム事業に活かされていて、
RPG~女性向けゲームまで、PCやモバイル端末で楽しめるタイトルをラインナップ。
東京ゲームショウには2014年から大型ブースを出展して存在感を発揮しています。



おそらく、今回の出展で最も目を注目を集めていたのは「刀剣乱舞-ONLINE-」。
DMMゲームズさんとニトロプラスさんによる刀剣育成シミュレーションゲームで、
名剣の数々を擬人化した刀剣男士を収集・育成・強化して自らの白刃隊を結成。
刀剣にまつわるエピソードや熱い戦闘シーン等々、お楽しみ要素も盛りだくさんで、
今回は同ゲームのVR体験コーナーを通じて、同社のVR事業への取り組みをPR。
(このVR体験に参加できたのは、事前抽選による当選者のみだったようです)
その他にも、バトル系ファンタジーの最新作「エルダー・スクロールズ・オンライン」、
‘和風伝奇シミュレーション’と銘打ったユニークな新作「一血卍傑-ONLINE-」等、
同社が扱っている様々なゲームの中から選りすぐった、少数精鋭のラインナップ。
ステージイベントとプレイアブルを通じて、来場者達に充分PRできていたようです。




出展歴の長い大手ゲームメーカーさんのブースが、ほぼ完成形である一方、
DMMゲームズさんの出展ブースは、デザインやレイアウトが毎回大きく変わり、
本格出展を初めて3年目である事を踏まえると、未だ試行錯誤の段階なのかも。




ただ、今回のブースは、例えばカプコンさんやコーエーさんに相通じていて、
出展タイトルを計6本に絞って、各コーナーをきっちりと造り込んでいました。
(3社のブース内レイアウト図を見比べると構成上の共通点が感じられる筈)
最も大掛かりなのが、今回の主役とも言える「刀剣乱舞-ONLINE-」コーナーで、
時代劇に登場する屋敷を模した光景が、いかにもゲームショウらしいスケール。
「エルダー・スクロールズ・オンライン」コーナーのダークファンタジー風テイスト、
「文豪とアルケミスト」コーナーのタイトルをストレートに反映した書斎風デザイン、
「一血卍傑-ONLINE-」コーナーの和風と銘打ちつつエキゾチックなイラスト等々、
ゲーム各々の世界観がストレートに伝わって来る装飾の数々をたっぷりと堪能。
イベントステージを含めて、ゲームショウ独特の薄暗さを活かした出展風景で、
もしかしたら、今回の構成やデザインが完成形へと繋がって行く事になるかも。




ブースの運営については、ゲームの試遊対応を社員さん・スタッフさん達が担当。
コンパニオンさん達の役割は、メイン通路沿いでの配布やイベントの呼び込みで、
ブース前を通り掛かる度に数名の方々をお見掛けして撮らせて頂く事ができました。
コスプレイヤーさんは前回よりも少なく、AIさんと天使さん(→こちら)のお二人のみ。

(コンパニオンのユニフォームとコスプレの両方を着ていたのはAIさんだけでした)

AIさんが扮していたキャラは「ラグナストライクエンジェルズ」のヒロイン「姉守綾乃」。
同ゲームは今年11月から配信予定の最新作で、正にどんぴしゃのPRタイミングかも。




E.R.2035年。
突如現れた巨大生命体「フィアレム」に対して人類は敗北寸前まで追い込まれる。
人類の存亡を賭けて大量に投入した戦闘用アンドロイドも通用しなかったことから、
細胞成長因子による生物巨大化技術を軍事転用し、人類を巨大化させて立ち向かう。
プレイヤーは、対フィアレム特化部隊「ラグナストライカーズ」の特務官となって、
部隊に所属する6人の美少女達と共に「フィアレム」に決死の戦いを挑んで行く…。


という、近未来SFモノの王道的なストーリーで進められるアクションゲームのようです。

AIさんを初めてお見掛けした2014年の冬コミケもガチなコスプレ姿でしたが(→こちら)、

今年になってから、様々な展示会でお見掛けする機会が一気に増えたお一人でした。




最後に、土曜日に撮らせて頂いた終了時刻のラインナップを動画でUPしておきます。