9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
百々さおりさん＝コナミデジタルエンタテイメントブース。
1969年に創業した老舗のコナミさんは、アーケードゲーム事業を皮切りに、
PCや家庭用ゲーム機向けの様々な人気ゲームを生み出して事業を急拡大。
現在はコナミグループ傘下の各企業で既存事業のゲームや玩具はもちろん、
スポーツクラブの運営等に象徴される、経営の多角化を進めているようです。
現在、ゲーム事業を手掛けているのはコナミデジタルエンタテインメント（株）さん。
大手ゲーム企業の殆どが同業他社同士の資本提携や経営統合を経験する中、
コナミさんは創業以来の独立性を保っている数少ない一社でもあるそうです。
今回の出展ブースでは、同社の人気シリーズそれぞれを様々な趣向で紹介。
「ウイニングイレブン 2017」では、本年度の世界大会チャンピオンが来日して、
ステージイベントやデモンストレーションを通じて日本のゲームファン達と交流。
国内事前登録者数が65万人超のカードゲーム「遊戯王 デュエルリンクス」では、
スマホを模した大画面のタッチモニター式先行体験台での試遊を楽しめました。
「実況 パワフルプロ野球」では、TGS最強プレーヤーを決める特別大会を開催。
そして、まさに開催の直前（ビジネスデイ前日の14日）になってビッグニュースが。
来年発売予定のシリーズ最新作「METAL GEAR SURVIVE」のプレイデモ映像を、
17日（一般公開日の初日）にLIVE中継による世界初公開する運びとなりました。
そんなサプライズも含めて充実したラインナップを改めて強く印象付けたようです。
昨年はホール8の最も端に出展していた為か、若干目立ちませんでしたが、
今回はカプコンさんやセガさんと横並びの（正確には挟まれた）出展位置で、
集客力が最も高い大手ゲームメーカーブースが揃い踏みした光景は壮観でした。
大手ゲームメーカーの出展ブースには、それぞれ特有のテイストが漂っていて、
（人気ゲームのビジュアルの違いに加えて、社風の違いも含んでいるのかも）
コナミさんのブースも（良い意味で）無機質で落ち着いた、独特の雰囲気です。
他の多くの企業同様、メイン通路沿いに最も目を惹くイベントステージを配置。
ここに緑・赤・青の3色でタスキのようなラインを流したデザインが目を惹いて、
ブース前に立つコンパニオンさん達を撮らせて頂く際の良い背景になりました。
（自分は撮り位置の選択を誤った為、殆ど入れ込む事ができませんでしたが…）
一方、出展ゲーム毎の試遊コーナーはメイン通路沿い以外の各面に設けられて、
あくまで私的印象ですが「ウィニングイレブン」の存在感が強かったようです。
百々さん達が配布していた有名プレイヤーのお面はコナミさんブースの名物で、
全種類をコンプリートするのを楽しみに足を運んだ来場者も少なくなかった筈。
コンパニオンさん達のユニフォームは、昨年のデザインをそのまま継続。
色&デザイン違いの3種類（赤&白・赤&黒・ゴールド）を2名ずつで着分けていて、
終了時刻のラインナップで勢揃いした皆さんを見るとデザイン意図が伝わる筈。
ユニークなアイキャッチになっているが、スカートの裾に描いたコマンドアイコン。
あくまでワンポイント的なアクセントですが、ゲーム好きならピンと来ると思われ、
何となくロボットアニメの戦隊員のようなキッチュなユニフォームにピッタリです。
或る意味、無機質なデザインですが、百々さん達が着るとキュートな雰囲気で、
隣接するカプコンさんやセガさんと違うコナミさんらしさも充分発揮していました。
最後に、ユニフォーム姿をまとめて確認できるラインナップもUPしておきます。