東京ゲームショウ2016(その84) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
橘亜季彩さん=NEXONブース。





オンラインゲームが盛んな北米やアジア各国では、本格的な競技大会も数多く、
それらは「e-Sports」として、レギュレーションや競技環境が整備されています。
ゲーミングPCや各種デバイスメーカーにとって安定した需要が見込める分野らしく、
他国に比べて成長段階の市場を活性化するべく、様々な有力企業が大会をサポート。
例えば、今回のゲームショウでもデル(ALIENWARE)さんやインテルさんが出展して、
様々なゲームメーカーとコラボしながら「e-Sports」向けのゲーミングデバイスをPR。
一方、東京ゲームショウ全体としても「e-Sports」需要の喚起は重要なテーマらしく、
ホール11に大規模な特設ステージを設けて、一般公開日に本格的な競技大会を開催。
内外のトップクラスのクランが集まって、ハイレベルな戦いを繰り広げたようです。



その特設ステージに協賛していたのが、韓国の大手ゲーム企業のネクソンさん。
「サドンアタック」「メイプルストーリー」「マギノビ」「テイルズウィーバー」…等々、
本格的なゲーマーからライトユーザーまで楽しめる幅広いラインナップを展開中。
特設ステージでは、世界的に有名なプロゲーミングチーム「DetonatioNGaming」と、
元日本代表を含む「サドンアタック ドリームチーム」のエキシビションマッチを開催。
一方、自社の出展ブースでは最新作「攻殻機動隊S.A.C. ONLINE」を試遊体験でき、
同作に登場する人気キャラ「草薙素子」や「タチコマ」との記念写真撮影コーナーも。
ネクソンさんは自社単独イベントを開催する事が多く、出展ブースを見るのは初めて。
ホール11は或る意味で隔離された空間で、じっくりと展示や試遊を楽しめたようです。




大手ゲームメーカーブースが勢揃いしているメインホールから離れている為、
若干目立たない一方、同社のゲームのファン達にはゆっくり楽しめる環境だった筈。
ブースを訪れる来場者達もe-Sportsの大会に集まるコアなゲーマーさん達が殆どで、
自社で競技大会を開催する機会も多いネクソンさんにとってベストの出展配置かも。



同社のゲーム体験を中心に構成したブースは、シンプルながらもインパクト大。
ブース全体の枠組みを黒のトラス(金属製の支柱)でザックリと組んで形にしつつ、
メイン通路沿いに「攻殻機動隊S.A.C. ONLINE」のイメージビジュアル大きく掲げて、
主要キャラ達の大型イラストがモデルさんを撮影する際の絶好の背景になりました。
e-Sportsステージと隣接していた為、ホール全体がコンサート会場のような暗さで、
(ホール自体の照明を全消灯するゲームショウの雰囲気が最も反映していたかも)
そんな環境が「攻殻機動隊」ならではのクールな世界観を惹き立てていたようです。
一方、ブース内は同社のオンラインゲームを体験できるゲーミングPCが並んでいて、
或る意味で素っ気無い雰囲気が硬派なゲームメーカーらしさを感じさせる出展風景。
ネクソンさんの本格的なブースを目にした、自分にとってレアな機会になりました。




ブース前には「攻殻機動隊」の人気キャラに扮したコスプレイヤーさん達が登場。
お馴染みの「草薙素子」と、公安9課をサポートするオペレーターだったようです。
橘さんが扮していたのは後者で、オペレーターのイメージアイコンという感じかも。
オーソドックスなスーツ&スカートスタイルなので、三次元で再現しやすかった筈。
キャラ達が勢揃いした大型イラストの前に立つと背景とのコントラストが際立って、
重武装した戦士達とは好対照なカワイイ女子キャラという感じがよく出ていました。