東京ゲームショウ2016(その33) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2016にて。
塚田果澄さん=インテルブース。





スマホやタブレットでゲームを気軽に楽しむライトユーザーが増えつつある中、
ハイスペックなゲーミングPCで大作ゲームに挑む本格派ゲームファンも健在で、
PCメーカーやパーツメーカーにとって安定した需要が見込める重要顧客達です。
それらの需要を主に支えているのが対戦型オンラインゲームのプレイヤー達で、
ゲーミングPCに力を入れている企業の多くが、オンラインゲーム大会をサポート。
インテルさんも、秋葉原のイベントスペース等で競技会型イベントを開催していて、
例えば、昨年末に「Intel CLUB EXTREME GAMERS WORLD」なるイベントを開催。
いわゆる「e-Sports」の楽しさをPRする事でゲーミングPC需要を喚起する狙いで、
「ファイナルファンタジーXIV」「機動戦士ガンダムオンライン」がテーマのイベントや、
各種ゲームの体験スペース等を設けて来場者が自由にプレイする事もできました。
インテルさんに加えて、直接競合しないパーツ・デバイス企業も多数出展していて、
秋葉原界隈のパーツ量販店とコラボする事で購入需要も喚起していたようです。



今回はインテルさんの単独ブースで、東京ゲームショウでは久々の出展風景。
PCゲームの楽しさやPCゲームならではの快適なプレイ環境をアピールすると共に、
一般公開日の来場者に対してゲーミングPCの購入促進を直接訴求する絶好の機会。
例えば「ゲーム推奨PCによる試遊コーナー」「インテル ソリューションコーナー」では、
スクウェア・エニックスさんやBlizzard Entertainmentさんと大々的にコラボレートして、
「ファイナルファンタジーXIV」「フィギュアヘッズ」等のタイトルを最新PCで楽しめました。
又、一般公開初日には「W2BF Official Clan Tournament Season2」の決勝大会を開催。
2016年度の「最強クラン」がゲームショウで誕生!という話題性のある仕掛けでした。
日本でも盛り上がりを見せているs-Sportsを集客に上手く活用していたようです。




テクノロジー系のビジネス展示会に出展する機会が非常に多い同社にとっては、
出展ブースの構成や運営のフォーマットをエンタメ系にアレンジという感じかも。
(同社は、秋葉原のイベントスペース等で一般向けイベントも開催しています)



これまでに出展したビジネス展示会の出展風景がネット上に多数UPされていて、
ロゴカラーの白&ブルーを基調色に、しっかりと造り込んだブースが多かった様子。
そんなフォーマットを活かしながら、ゲームショウに合わせてアレンジを加えていて、
競技大会等を開催するステージを中心に、e-SPORTSのイメージが色濃い雰囲気。
加えて、ライトなゲームユーザーや一般的なPCユーザーの興味を惹く仕掛けとして、
「ファイナルファンタジーXIV」や「フィギュアヘッズ」等とのコラボ展示コーナーを展開。
それぞれのゲームに登場する主要キャラのコスプレイヤーさん達が華を添えていて、
「フィギュアヘッズ」コーナーではリアルに造り込んだ等身大?の「スケルトニクス」も。
(「スケルトニクス」は、日本の同名企業が開発した動作拡大型のロボットスーツ)
来場者が実際に乗り込んで体験できるとあって、長蛇の待機列が出来ていました。
そんな出展風景が、インテルさんのイメージ訴求にも大きく寄与していたようです。




インテルさんらしさは、コンパニオンさんを多数起用した運営にも表れていて、
メイン通路沿いにずらりと並んで配布を行う様子はビジネス展示会を思わせる光景。
塚田さん達のユニフォームも、そのままビジネス展示会ブースに使えるデザインで、
スッキリしたワンピーススカートに白のパンプスを合わせた、超コンサバなコーデ。
両サイドに大きく加えたブルーと正面の白がメリハリの効いたコントラストを描いて、
塚田さん達がメイン通路沿いに立った時に、その存在感を際立たせていたようです。
落ち着いた雰囲気のコンパニオンさんが多い中、塚田さんは良い意味で目立つ系で、
ササッと撮らせて頂いたにも拘わらず、数パターンのキメポーズを残せて自己満足。
何となく、ユニフォーム姿のコスプレイヤーさんを撮っているような気分でした。



最後に、最終日の終了時刻に一回だけ行われたラインナップの様子を動画でUP。
やるか否かギリギリまで分からず、ホールの照明が点灯して「蛍の光」が流れる中、
何となく、その場で決めた感を漂わせつつ淡々と行われた、或る意味でレアな記録。
最後の時間を過ごしたブースは印象深く、その点でも記憶に残る出展社さんでした。