コミックマーケット90(その14) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

8月中旬に東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット90にて。
大橋はるかさん=Lump of Sugarブース。





コミケの企業エリアで毎回必ず何社か見掛けるのが、美少女ゲームブランド。
いわゆる18禁のアダルトゲームブランドを展開しているメーカーにとっては、
コミケや電気外祭り、character1といった展示会が大きなビジネスチャンスで、
これらの複数(或いは全て)に出展している、常連の企業も少なくありません。



今回出展していたLump of Sugarさんは、その典型的な一例。
(有)ランプ オブ シュガーさんが手掛ける美少女アダルトゲームブランドで、
2005年から主にファンタジー系の恋愛アドベンチャーゲームを制作しています。
ブランド名は、角砂糖をコーヒーに入れると甘さと苦さが丁度良くなる事から、
程良い甘さと苦さが後味になるような作品を作りたいという願いを込めて命名。
アダルトゲームのセオリーは踏まえながらも明るい作風の作品が多いようです。
代表作は「Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム-」や「タユタマ」シリーズ等。
2009年には「タユタマ -Kiss on my Deity-」のTVアニメもオンエアされました。
今回は「タユタマ2」描き下ろし新作グッズ等、レアな物販アイテムを多数用意。
同作の体験版配布や購入したグッズの数だけ引ける千本くじ・ガチャガチャ等、
単なる物販に留まらず、来場者達を楽しませる仕掛けも充実していたようです。




コンパクトな規模の出展ブースでしたが、メイン通路が交差する角位置で、
今回新たに会場となった西1~2ホール内でも最も活気に溢れた好立地でした。



既製のシステムパネルで仕切ったシンプルなブース内を手作りで装飾して、
物販アイテムの御品書きに加えて、商品の実物見本もディスプレイとして活用。
コミック・アニメ・ゲーム等は作品のビジュアルがそのまま装飾として有効で、
こちらのブースでも、頭上部分に「タユタマ2」のイメージビジュアルを掲げて、
いかにもコミケの企業エリアらしい「萌え」の雰囲気に満ちた出展風景でした。




そんな雰囲気を更に強めていたのが、ブース前に立つコスプレイヤーさん達。
今回は大橋さんを含めて2名(もう一人は声優さんだった様子)が参加していて、
大橋さんが扮していたのは「タユタマ2」に登場する新ヒロインの「泉戸こはく」。



人気作「タユタマ」のリリースから8年――。
超常的存在・太転依(たゆたい)と人間が織り成す不思議な世界観はそのままに、
(現代の日本をベースに、やや和風かつ伝奇的要素も取り入れた世界観で構成)
前作で活躍した懐かしいキャラクター達が多数登場して新たな物語が生まれます。
「こはく」は前作でヒロインだった「泉戸ましろ」を母同然に慕っている美少女。
いかにも萌えキャラらしいJKの制服コスチュームは「会いに行けるアイドル」風で、
ブース前に立ってポーズをキメた大橋さんも、そんなテイストを意識していた筈。
過去に大橋さんをお見掛けしたのは東京ゲームショウが多く(→こちらこちら )、
コミケでガチなJKの制服姿をお見掛けできたのは自分にとってもレアな機会でした。